現地時間2日、世界ランク14位で2004アテネ・2008北京五輪団体金メダリストのマクレーン・ウォード(アメリカ)が、自身の公式Facebookにて、クリンタ号(オルデンブルガー種/14歳牝馬)の競技引退を発表した。負傷により2020年11月以降、競技から遠ざかっていた同馬。1年にわたって回復に向けた努力が続けられてきたが、残念ながら復帰は叶わず。今後は繁殖牝馬になる予定だという。
クリンタ号は2018年にウォードとコンビを結成。FEI世界馬術選手権大会2018にアメリカ代表チームの一員として出場し、団体戦で金メダル、個人戦でも4位になったほか、ジャンピング・インターナショナル・デ・ディナール2018(CSI5* Dinard)でロレックスグランプリ優勝、ロンジン・ニューヨークマスターズ2018(CSI5*LM New York)でのロンジングランプリ優勝などのビッグタイトルを獲得している。
PHOTO:©FEI