[全日本ジュニア障害馬術大会2023]
2023年8月6日(日)、全日本ジュニア障害馬術大会2023(
第1走行
出場57人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、10番の武田沙来&オクタヴィT&L号(LIEN HORSE CLUB)。続いて、17番の宮脇美弥子&レディー・ガガ号(ドレッサージュ・ステーブル・テルイ)が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、チルドレンライダー障害飛越選手権2連覇を狙う盛本悠月&ルスティカーナ号(RASTER STABLE)、川野 篤&パーシー号(中島トニアシュタール)、北浦 檜&ココディヴァンタ号(Riding Club CARECA) 、髙田春来&ジルヴァーナ号(SILVANO STABLES)、伊納伶香&R’sクワイトライト号(犬山乗馬クラブ)、番田真衣&BUMジゴロ号(BUM Equine)、岩田音瑠羽&クゥエンティン号(北総乗馬クラブ)、 上原健司郎&ラリーニョ号(那須トレーニングファーム)、熱田芽依&セリア号(乗馬クラブクレイン千葉富津)など13人馬がクリアラウンド。トータル15人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。
なお、大会2日目のチルドレンライダー障害飛越競技S&Hを勝った津田あいみ&ティーキー号(ノーザンファーム)は失権、3日目のチルドレンライダー障害飛越競技標準を勝った眞田 蒼&オルサヴァントクルイス号(眞田ライディングクラブ)は減点4でのフィニッシュとなり、いずれもジャンプ・オフ進出を逃している。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、4人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の32.96秒をマークした川野 篤&パーシー号(中島トニアシュタール)が見事にチルドレンライダー障害飛越選手権を制し、優勝賞金25万円を獲得。人馬ともに初の全日本チャンピオン戴冠をはたした。
続いて、盛本悠月&ルスティカーナ号(RASTER STABLE)が減点0、33.72秒で2位となり、惜しくも連覇ならず。以下、番田真衣&BUMジゴロ号(BUM Equine)が減点0、38.45秒で3位、武田沙来&オクタヴィT&L号(LIEN HORSE CLUB)が減点0、46.88秒で4位、髙田春来&ジルヴァーナ号(SILVANO STABLES)が減点4、32.47秒で5位に入った。
パーシー号(中島トニアシュタール)はドイツ産のハノーバー種(14歳セン馬)。2017年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本ジュニア障害馬術大会2018でヤングライダー障害飛越競技(予選標準)優勝、ジャパン・オープン2019年度 第3戦(3スター)でCグレード決勝2位、ジャパン・オープン2020年度 第2戦(2スター)でCグレード標準障害優勝などの成績を残している。