[全日本ジュニア障害馬術大会2021]
8月22日(日)、全日本ジュニア障害馬術大会2021(
第1走行
出場61人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、1番の古川 誉&カヴァーガール号(ライディングパーク土佐)。続いて、3番の田島 凛&ハヤブサ号(MITA馬事公苑吉田stable)が減点0でフィニッシュし、早々とジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、予選首位通過の深山恵理奈&ハッピースマイル号(STAR HORSES)、2位通過の浅川駿萬&晴喜号(静岡乗馬クラブ)、予選第2戦・標準障害飛越競技を勝った高林未空&カウンティ39号(つま恋乗馬倶楽部)など25人馬がクリアラウンド。トータル27人馬がジャンプ・オフに進出した。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、19番目にスタートを切った波多野有哉&リリオ号(ステーブル小淵沢)が37.28秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていた高柳太雅&ティンカベル号(カシオペアライディングパーク)、小泉可憐&クゥエンティン号(北総乗馬クラブ)以下のタイムを上回り、首位に立つ。
後続も20番目の齋藤衣湖&セットクルール号(STABLE HORSE POWER)、24番目の高林未空&カウンティ39号(つま恋乗馬倶楽部)などが減点0で続いたが、タイムはいずれも38秒台で波多野には届かない。
しかし、26番目の浅川駿萬&晴喜号(静岡乗馬クラブ)が37.23秒でクリアラウンド。一番時計をわずか0.05秒だけ更新して首位に躍り出ると、最終27番目の深山恵理奈&ハッピースマイル号(STAR HORSES)はタイムで浅川を上回ったものの、1落下の減点4でフィニッシュ。
以上の結果、浅川駿萬&晴喜号(静岡乗馬クラブ)が見事にチルドレンライダー障害飛越選手権を初優勝を飾り、優勝賞金10万円を獲得した。