[全日本ジュニア障害馬術大会2020]
9月22日、全日本ジュニア障害馬術大会2020（開催地：山梨県馬術競技場／山梨県北杜市）最終日に行われたチルドレン年代（10～16歳）の日本一決定戦・チルドレンライダー障害飛越選手権（標準障害飛越競技 238.2.2／110cm以下）にて、門岡祐樹＆エルフ号（北熊本乗馬クラブ）が優勝。2位には浅川駿萬＆晴喜号（静岡乗馬クラブ）、3位には西森 琴＆大将号（明石乗馬協会）が入った。
ハイライト動画
第1走行
出場59人馬のうち、最初のクリアラウンド（減点0で走行を終えること）は、4番の嶋岡ひかり＆ラタミール・ロステート号（駿ホースクラブ）、続く5番の野本輝仁＆ヴィゼル号（藤沢乗馬クラブ）も減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ（優勝決定戦）が成立する。
その後、予選3位通過の浅川駿萬＆晴喜号（静岡乗馬クラブ）、予選4位通過の西森 琴＆大将号（明石乗馬協会）など16人馬がクリアラウンド。トータル18人馬がジャンプ・オフへ進出した。なお、予選首位通過の吉田花凛＆クラシックオーマン 号（水口乗馬クラブ）、予選2位通過の波多野有哉＆リリオ号（ステーブル小淵沢）はいずれも減点8で走行を終え、第1走行での敗退が決まった。
ジャンプ・オフ（優勝決定戦）
迎えたジャンプ・オフでは、9番目にスタートを切った瀧田 玲＆グッドルーカス号（那須トレーニングファーム）が39.59秒でクリアラウンド。先に減点4でフィニッシュしていた小林弥生＆メルキュール号（STAR HORSES）以下をかわして、首位に立つ。
しかし、12番目の門岡祐樹＆エルフ号（北熊本乗馬クラブ）が34.73秒でクリアラウンド。一番時計を4秒以上も縮める快走で首位に躍り出る。そして、後続の6人馬のなかでは、17番目の西森 琴＆大将号（明石乗馬協会）、最終18番目の浅川駿萬＆晴喜号（静岡乗馬クラブ）がクリアラウンドをきめたが、タイムは西森が37.82秒、浅川が36.40秒で門岡には届かず。
以上の結果、門岡祐樹＆エルフ号（北熊本乗馬クラブ）が全日本ジュニア初出場で見事にチルドレンライダー障害飛越選手権を制し、優勝賞金10万円を獲得した。