[全日本障害馬術大会2023 PartⅡ]
2023年9月17日、全日本障害馬術大会2023 Part Ⅱ(開催地:ノーザンホースパーク/北海道苫小牧市)競技最終日に行われた内国産障害飛越競技決勝(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)にて、松水優斗&バリアシオン号(日本中央競馬会競馬学校)が優勝。2位に片山 篤&シュヴァル・ロワイヤル号(大浦牧場ライディングクラブ)、3位に吉田なな美&サトノエンペラー号(ビッグブレスライディングクラブ)が入った。
第1走行
出場23人馬のうち、最初のクリアラウンド(
その後、吉田なな美&サトノエンペラー号(ビッグブレスライディングクラブ)、片山 篤&シュヴァル・ロワイヤル号(大浦牧場ライディングクラブ)、大林利弘&プラネット号(JRA日高育成牧場)、松水優斗&バリアシオン号(日本中央競馬会競馬学校)、北井一彰&デール号(アシェンダ乗馬学校)の5人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル7人馬で争われることになった。
なお、内国産障害飛越競技予選を勝った横山 瞬&モナベール号(ノーザンファーム)は減点4でのフィニッシュとなり、惜しくもジャンプ・オフ進出ならず。11位という結果に終わっている。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の33.65秒をマークした松水優斗&バリアシオン号(日本中央競馬会競馬学校)が見事に内国産障害飛越競技決勝を制し、優勝賞金65万円を獲得した。
続いて、片山 篤&シュヴァル・ロワイヤル号(大浦牧場ライディングクラブ)が減点0、36.86秒で2位、吉田なな美&サトノエンペラー号(ビッグブレスライディングクラブ)が減点0、37.60秒で3位、福島 章&エミネンス号(STAR HORSES)が減点4、34.77秒で4位、北井一彰&デール号(アシェンダ乗馬学校)が減点4、38.51秒で5位に入った。
バリアシオン号(日本中央競馬会競馬学校)は北海道産のKWPN種(11歳牝馬)。2018年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、東関東グランプリ2022(1スター)で中障害C2勝、関東グランプリ2023(3スター)で中障害C優勝、 2023壬生ジャンピングホースショーⅡ(1スター)で中障害B優勝などの成績を残している。