[全日本障害馬術大会2022 PartⅠ]
11月20日、全日本障害馬術大会2022 Part Ⅰ(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)競技最終日に行われた中障害飛越競技A決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)にて、波里有輝&モルガナ・バンデルイスヘイデ号(YUKI HARI SPORT HORSES)が優勝。2位に福島大輔&エリーゼ号(STAR HORSES)、3位に福島大輔&グラムアー号(STAR HORSES)が入った。
第1走行
出場23人馬のうち、最初のクリアラウンド(
その後、競技初日の予選スピード&ハンディネス競技を制した波里有輝&モルガナ・バンデルイスヘイデ号(YUKI HARI SPORT HORSES)、福島大輔&コンティーナ号(STAR HORSES)、鯨岡啓輔&シーラヴェンデル号(ペガサス乗馬クラブ)の3人馬がクリアラウンド。トータル5人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。
なお、競技2日目の予選標準障害飛越競技を勝った藤本光国&ロードボス号(牧之原乗馬クラブ)は減点12でのフィニッシュとなり、ジャンプ・オフ進出を逃している。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の40.19秒をマークした波里有輝&モルガナ・バンデルイスヘイデ号(YUKI HARI SPORT HORSES)が見事に中障害飛越競技A決勝を制し、優勝賞金120万円を獲得した。人馬ともに、これが初の全日本タイトル戴冠となる。
続いて、福島大輔&エリーゼ号(STAR HORSES)が減点0、40.33秒で2位、福島大輔&グラムアー号(STAR HORSES)が減点0、40.84秒で3位、福島大輔&コンティーナ号(STAR HORSES)が減点4、39.25秒で4位、鯨岡啓輔&シーラヴェンデル号(ペガサス乗馬クラブ)が減点8、43.20秒で5位となった。
モルガナ・バンデルイスヘイデ号(YUKI HARI SPORT HORSES)はベルギー産のベルジャンウォームブラッド種(10歳牝馬)。2019年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、近畿馬術大会 障害飛越競技会2022(3スター)で中障害飛越Aファイナル優勝、ひょうごスプリングホースショー2022(3スター)で中障害飛越A 標準形式優勝、みっきぃオータムホースショー2020(3スター)でみっきぃジャンプM-B partⅡ優勝、などの成績を残している。