鯨岡啓輔&遠宝18号(ペガサス乗馬クラブ)が中障害飛越競技D決勝を制する/全日本障害馬術大会2021 PartⅡ

全日本障害馬術大会

[全日本障害馬術大会2021 PartⅡ]

1月16日、全日本障害馬術大会2021 Part Ⅱ(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)競技最終日に行われた中障害飛越競技D決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/110cm以下)にて、鯨岡啓輔&遠宝18号(ペガサス乗馬クラブ)が優勝。2位に瀧田 玲&グッドルーカス号(那須トレーニングファーム)、3位に阿日塔&ナイルゲームスターAⅡ号(Tokaiホースパーク )が入った。

全日本障害馬術大会2021 PartⅡ 実施要項&タイムテーブル/2022年1月13日(木)~ 1月16 日(日)

第1走行

出場32人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、1番の三木康史&クリフ66号(蒜山ホースパーク)。続く2番の深山恵理奈&インソムニアZ号(STAR HORSES)も減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、8番の齋藤有里&アロー号(小山乗馬クラブ)、16番の阿日塔&ナイルゲームスターAⅡ号(Tokaiホースパーク)、20番の石田琴音&ジータ号(杉谷乗馬クラブ)、24番の目黒直美&アバディ号(ヨシザワライディングファーム)、27番の向井友美子&セリーノ6号(成田乗馬クラブ)、28番の鯨岡啓輔&遠宝18号(ペガサス乗馬クラブ)、29番の瀧田 玲&グッドルーカス号(那須トレーニングファーム)、32番の眞田 翔&ルスティカーナ号(RASTER STABLE)がクリアラウンド。トータル10人馬がジャンプ・オフ進出をきめた。

なお、予選首位通過で競技初日の中障害飛越競技S&Hを勝った平川敬章&エネアド号(北総乗馬クラブ)は1落下の減点4で惜しくもジャンプ・オフへ駒を進めることはできなかった。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、5人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の27.59秒を叩き出した鯨岡啓輔&遠宝18号(ペガサス乗馬クラブ)が、2位に3秒以上の差をつける会心のパフォーマンスで見事に中障害飛越競技D決勝を制覇。前回大会で惜しくも3位に敗れた雪辱をはたし、優勝賞金30万円を獲得した。

続いて、瀧田 玲&グッドルーカス号(那須トレーニングファーム)が減点0、31.46秒で2位、阿日塔&ナイルゲームスターAⅡ号(Tokaiホースパーク )が減点03,31.57秒で3位、石田琴音&ジータ号(杉谷乗馬クラブ)が減点0、32.48秒で4位、齋藤有里&アロー号(小山乗馬クラブ)が減点0、36.62秒で5位に入っている。

なお、競技2日目の中障害飛越競技C 標準を勝った眞田 翔&ルスティカーナ号(RASTER STABLE)は1落下の減点4でフィニッシュし、6位という結果に終わっている。

遠宝18号(ペガサス乗馬クラブ)は岩手県遠野市産の日本スポーツホース種(8歳牝馬)。2019年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、2020年に全日本障害馬術大会2020 PartⅡ初出場。中障害飛越競技D決勝3位に入り、表彰台へ。また、昨年はジャパン・オープン2021年度 第2戦(4スター)でEグレード標準障害(中障害D)2勝を上げる活躍を見せた。

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