[全日本障害馬術大会2021 PartⅡ]
1月16日、全日本障害馬術大会2021 Part Ⅱ(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)競技最終日に行われた中障害飛越競技C決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/120cm以下)にて、広田大和&ブレイヴスターズofヤス号(那須トレーニングファーム)が優勝。2位に桐野紗羅&ストラティーゴ号(岡山乗馬倶楽部)、3位に藤田さくら&カッシーナ号(STAR HORSES)が入った。
第1走行
出場35人馬のうち、最初のクリアラウンド(
その後、5年ぶり2度目の優勝を狙う予選首位通過の木村早希子&ヴェリシナ号(STAR HORSES)、2位通過で競技初日の中障害飛越競技C S&Hを勝った桐野紗羅&ストラティーゴ号(岡山乗馬倶楽部)、3位通過の長澤 優&カエラー号(鶴見緑地乗馬苑)、5位通過の西脇小夜子&セルヴィス号(ニシワキステーブル)、7位通過の石丸千愛季&リアル・アルパーク号(日本中央競馬会馬事公苑)、8位通過の平川敬章&キャリーズチェリー号(北総乗馬クラブ)、9位通過の村上幸香&ツィータ号(SILVANO STABLES)。
さらに、 棟安歩裕実&フィネス・ファン・ヘイツ・レリィホフ号(甲南大学馬術部)、藤田さくら&カッシーナ号(STAR HORSES)、広田大和&ブレイヴスターズofヤス号(那須トレーニングファーム)、柿平紗枝&BUMルーニー号(BUM Equine)、池田弘彰& ラパンドゥネージュ号(OISO乗馬クラブ)など、19人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル21人馬で争われることになった。
なお、全日本障害馬術大会2019 PartⅡ・2020 PartⅡで中障害飛越競技C決勝を連覇している眞田 翔&エメルソン号(眞田ライディングクラブ)、全日本ジュニア障害馬術大会2020でジュニアライダー障害飛越選手権を勝った長谷川晶子&プランス・エトワール・クリスタル号(アシェンダ乗馬学校)は、いずれも減点4でジャンプ・オフ進出を逃している。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、11人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の26.95秒を叩き出した広田大和&ブレイヴスターズofヤス号(那須トレーニングファーム)が見事に中障害飛越競技C決勝を制し、優勝賞金20万円を獲得した。広田は全日本障害馬術大会2020 PartⅡでも、グッドルーカス号(那須トレーニングファーム)とのコンビで中障害飛越競技D決勝を制しており、異なる馬匹での2クラス制覇を達成した。
続いて、桐野紗羅&ストラティーゴ号(岡山乗馬倶楽部)が減点0、27.74秒で2位、藤田さくら&カッシーナ号(STAR HORSES)が減点0、28.75秒で3位、村上幸香&ツィータ号(SILVANO STABLES)が減点0、28.89秒で4位、柿平紗枝&BUMルーニー号(BUM Equine)が減点0、29.05秒で5位に入っている。
ブレイヴスターズofヤス号(那須トレーニングファーム)はドイツ産のウエストファーレン種(11歳牝馬)。一昨年に開催された全日本障害馬術大会2020 PartⅠでは中障害飛越競技Bに出場し、決勝で17位。昨年は全日本ジュニア障害馬術大会2021のジュニアライダー障害飛越競技に出場し、S&Hで10位、標準で22位に入っている。