[全日本障害馬術大会2021 PartⅡ]
1月16日、全日本障害馬術大会2021 Part Ⅱ(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)競技最終日に行われたダービー競技決勝(ダービー競技/115cm以下)にて、佐藤 泰&黒姫号(明松寺馬事公苑)が優勝。2位に細野 光&アップトゥーユー号(八王子乗馬倶楽部)、 3位に瀧田 玲&グッドルーカス号(那須トレーニングファーム)が入った。
第1走行
出場21人馬のうち、最初のクリアラウンド(
その後、15番の細野 光&アップトゥーユー号(八王子乗馬倶楽部)、17番の佐藤 泰&黒姫号(明松寺馬事公苑)、19番の広田大和&キャンベラZ号(那須トレーニングファーム)、20番の瀧田 玲&グッドルーカス号(那須トレーニングファーム)の4人馬がクリアラウンド。トータル6人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。
なお、ダービー競技予選を勝った池田大樹&ラスティック号(佐伯ホースパーク)は1落下の減点4でフィニッシュし、惜しくもジャンプ・オフ進出を逃している。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の47.99秒をマークした佐藤 泰&黒姫号(明松寺馬事公苑)が2位に5秒以上の差をつけて完勝。優勝賞金30万円を獲得した。同コンビは全日本障害馬術大会2013 PartⅡ、2018 PartⅡに続いて、3回目のダービー競技優勝となる。
続いて、細野 光&アップトゥーユー号(八王子乗馬倶楽部)が減点0、53.07秒で2位、瀧田 玲&グッドルーカス号(那須トレーニングファーム)が減点0、57.42秒で3位、佐藤 泰&縁祥号(明松寺馬事公苑)が減点4で4位、同じく減点4だった衛藤みのり&慈梛号(明松寺馬事公苑)がタイム差で5位、広田大和&キャンベラZ号(那須トレーニングファーム)が減点8で6位となっている。
黒姫号(明松寺馬事公苑)はドイツ産のオルデンブルガー種(16歳牝馬)。一昨年の全日本障害馬術大会2020 PartⅡでは、中障害飛越競技Dにも出場し、決勝競技で16位。昨年はひょうごインドアグランプリ2021(4スター)、那須グランドホースショー2021(4スター)というビッグイベントの中障害Dクラスで、それぞれ2勝を上げる活躍を見せた。