中障害飛越競技B決勝は高田崚史&キャバリエブリン号(小山乗馬クラブ)が優勝/全日本障害馬術大会2021 PartⅠ

全日本障害馬術大会

[全日本障害馬術大会2021 PartⅠ]

11月21日、全日本障害馬術大会2021 PartⅠ(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)最終日に行われた中障害飛越競技B決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)にて、高田崚史&キャバリエブリン号(小山乗馬クラブ)が優勝。2位に髙嶋佑典&C’sファラー号(乗馬クラブクレイン東海)、3位に鈴木嘉憲&シスコズシャトー号(Bell Stable)が入った。

全日本障害馬術大会2021 PartⅠ 実施要項&タイムテーブル/2021年11月18日(木)~11月21日(日)

第1走行

出場37人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、3番の河村ひなた&ラ・エスメラルダ号(カシオペアライディングパーク)。続く4番の片山 篤&ギャヴェンディッシュ号(徳島乗馬倶楽部)も減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、10番の朴本真侑&ユニカアルレッテ号(株式会社ユニカ)、18番の鈴木嘉憲&シスコズシャトー号(Bell Stable)、26番の朴本真侑&ユニカカルビノズボーイZ号(株式会社ユニカ)、29番の髙嶋佑典&C’sファラー号(乗馬クラブクレイン東海)、32番の越野愛由美&カローナ号(駿ホースクラブ)、34番の高田崚史&キャバリエブリン号(小山乗馬クラブ)など12人馬がクリアラウンド。トータル14人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

なお、予選首位通過で競技2日目の中障害飛越競技B 標準を勝った片山志保&エルドゥオール号(徳島乗馬倶楽部)は減点8、2位通過の岩館正彦&C’sエリベル号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)は減点1、3位通過の波里有輝&モルガナ・バンデルイスヘイデ号(YUKI HARI SPORT HORSES)は減点4、競技初日の中障害飛越競技B S&Hを勝った広田龍馬&キャンベラZ号(那須トレーニングファーム)は減点8に終わり、いずれもジャンプ・オフ進出を逃した。

ジャンプ・オフ

1人馬が棄権したため、13人馬で争われたジャンプ・オフでは、7番目の鈴木嘉憲&シスコズシャトー号(Bell Stable)が39.65秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていた岡田華穂&シブル号(STAR HORSES)、朴本真侑&ユニカアルレッテ号(株式会社ユニカ)、片山 篤&ギャヴェンディッシュ号(徳島乗馬倶楽部)らのタイムを上回り、首位に立つ。

8番目の朴本真侑&ユニカカルビノズボーイZ号(株式会社ユニカ)は落馬失権で敗退。しかし、10番目の髙嶋佑典&C’sファラー号(乗馬クラブクレイン東海)が38.95秒でクリアラウンド。鈴木をかわして首位に踊り出ると、11番目の越野愛由美&カローナ号(駿ホースクラブ)も減点0でフィニッシュしたが、髙嶋のタイムには届かない。

そして、いよいよ最終13番目の高田崚史&キャバリエブリン号(小山乗馬クラブ)がアリーナへ。大きなプレッシャーがかかる中でスタートを切った人馬だったが、一番時計を0.4秒だけ更新する38.55秒でクリアラウンド。見事に中障害飛越競技B決勝を制し、優勝賞金30万円を獲得した。

鯨岡啓輔&エリオットVI号(東関東ホースアンドハウンド)が全日本障害飛越選手権初制覇/全日本障害馬術大会2021 PartⅠ

滝澤和希&CRNディガー号(乗馬クラブクレイン千葉富津)が中障害飛越競技A決勝を制す/全日本障害馬術大会2021 PartⅠ