[全日本障害馬術大会2020 PartⅡ]
12月26 日(土)~ 27 日(日)の2日間にわたり開催される、全日本障害馬術大会2020 PartⅡ(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)のタイムテーブルが日本馬術連盟より発表された。例年9月に行われていた同大会だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3ヵ月ほど延期されての開催となる。
本大会は、調教過程にある馬や経験の浅い選手が練習の成果と技量を発表するための場として設立されたもので、中障害飛越競技D(バーの高さ110cm以下)予選・決勝、中障害飛越競技C(バーの高さ120cm以下)予選・決勝、ダービー競技決勝、内国産障害飛越競技決勝(内国産馬限定/バーの高さ130cm以下)のトータル6競技を実施。
本来、中障害飛越競技C・Dはスピード&ハンディネス競技と標準障害飛越競技で予選が行われ、2競技の総合成績上位60%が決勝進出となる。しかし、今大会の予選は標準障害飛越競技のみとなり、この競技の上位60%が決勝へ駒を進める。ダービー競技と内国産障害飛越競技もそれぞれ予選が1競技ずつ行われていたが、今大会は実施されず決勝のみとなる。いずれも、新型コロナウイルス感染拡大防止のための大会規模縮小に伴う変更だ。
なお、昨年の中障害飛越競技D決勝は津田晴香&ヴィゼル号(藤沢乗馬クラブ)、中障害飛越競技C決勝は眞田 翔&エメルソン号(眞田ライディングクラブ)、ダービー競技決勝は広田思乃&オラシオン・デ・オーロ号(那須トレーニングファーム)、内国産障害飛越競技決勝は塚本敏一&フリーデン・アポロ号(JRA日高育成牧場)が優勝している。
※写真は昨年の中障害飛越競技D決勝を制した津田晴香&ヴィゼル号(藤沢乗馬クラブ)