現地時間10日、スティーヴ・ゲルダ(スイス)とのコンビでFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2019を制したアラモ号(KWPN種 /13歳セン馬)が、スペイン代表として2016リオデジャネイロ五輪に出場したセルジオ・アルバレス・モヤ(スペイン)の新たなパートナーになることが発表された。
アルバレス・モヤは、サッカースペイン1部リーグ(ラ・リーガ)レアル・マドリードの主将であるセルヒオ・ラモス(スペイン)から活動のサポートを受けており、ラモスは先般もアルバレス・モヤのためにエリアンテZ号(ザンガーシャイド種/8歳牝馬)という馬匹を買収。そして、今回新たにアラモ号も買収し、アルバレス・モヤのラインナップを強化した。
アラモ号は、2017年にスティーヴ・ゲルダ(スイス)とコンビを結成。FEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2019優勝のほかにも、ワレヘム・ホースウィーク(CSI5*Waregem)2019でのグランプリ優勝、CHIジュネーヴ(CSI5*Geneva)2018でのロレックス・IJRCトップ10優勝、ヘルシンキ・インターナショナルホースショー(CSI5*-W Helsinki)2017でのグランプリ優勝など、ビッグイベントで数々の好成績を収めている。
その後、2019年にメキシコのオーナーの下に戻り、2020年はヘラルド・パスケル・メンデス(メキシコ)、ダニエル・ブルマン(イスラエル)とのコンビでアメリカやメキシコの大会に出場。直近では、2020年に12月に開催されたESP ホリデーシリーズ ウィーク2(CSI4*Wellington FL)の150cmクラスで2位、140cmクラスで3位に入り、健在ぶりを示していた。
※写真はスティーヴ・ゲルダ(スイス)&アラモ号
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