LGCTとは?
LGCTとは、「ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー」の略称であり、2006年に創設された世界トップクラスの障害馬術選手のみが出場できる障害馬術競技のワールドツアーです。3月に開幕し、11月まで約9ヶ月をかけて、世界十数都市で開催されるCSI5*クラスの大会を転戦。2023シーズンは、ドーハ、マイアミビーチ、メキシコシティ、マドリード、サントロペ、カンヌ、ストックホルム、パリ、モナコ、リーゼンベック、ロンドン、ファルケンスワールト、ローマ、ニューヨーク、リヤド、プラハの全16大会が開催されます。
各大会で行われるLGCTグランプリで獲得したポイントの合計によって、そのシーズンのチャンピオンを決定。また、2018シーズンからスタートしたグローバルチャンピオンズ・プレーオフ(プラハ大会)では、各大会のグランプリウィナーのみが出場できる「LGCTスーパーグランプリ」が行われ、2019シーズンはベン・マー(イギリス)、2021シーズンはヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)、2022シーズンはダニエル・ドイサー(ドイツ)はがそれぞれ制しています。
GCLとは?
GCLとは、「グローバル・チャンピオンズリーグ」の略称であり、2016年に創設された世界のトップライダーがチームに分かれて競い合う団体戦シリーズです。LGCTと並行して開催されているため、2022シーズンは世界13カ国、全16大会を実施。各チーム6選手で構成される全16チームが参戦します。
各大会で行われる2つのGCL競技で獲得したポイントにより、レギュラーシーズンの順位が決定。それに基づき、最終戦のグローバルチャンピオンズ・プレーオフ(プラハ大会)で行われるGCLスーパーカップの組み合わせが決まり、準々決勝、準決勝、決勝を勝ち抜いたチャンピオンチームには、300万ユーロ(約3億7,800万円)という超高額の優勝賞金が贈られます。