[冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク7/CSI5*Wellington FL]
現地時間27日、冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク7(開催地:アメリカ/フロリダ州ウェリントン)5日目に行われた$401,000 ルガーノダイアモンズグランプリ(標準障害飛越競技 238.2.2/160cm)にて、ベルトラム・アレン(アイルランド)&パチーノ・アミロ号が優勝。2位にダニエル・コイル(アイルランド)&レガシー号、3位にマリオ・デスローリエ(カナダ)&バルドリーナ2号が入った。
第1走行
出場40人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、12番のローカン・ギャラガー(アイルランド)&VDLカルテロ号。続いて、35番のベルトラム・アレン(アイルランド)&パチーノ・アミロ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、世界ランク3位のダニエル・ドイサー(ドイツ)&キラー・クイーンVDM号、ダニエル・コイル(アイルランド)&レガシー号、マリオ・デスローリエ(カナダ)&バルドリーナ2号の3人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル5人馬で争われることになった。
なお、世界ランク2位でFEIヨーロッパ選手権2019個人金メダリストのマーティン・フックス(スイス)は減点4、同ランク7位のケント・ファリントン(アメリカ)は途中棄権、同ランク8位でFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2018を制したビージー・マッデン(アメリカ)は減点8、同ランク9位のダーラ・ケニー(アイルランド)は減点19、同ランク20位でLGCT2017チャンピオンのハリー・スモルダーズ(オランダ)は減点12で走行を終え、いずれもジャンプ・オフ進出を逃した。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、2番目にスタートを切ったベルトラム・アレン(アイルランド)&パチーノ・アミロ号が35.32秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点4で走行を終えていたローカン・ギャラガー(アイルランド)&VDLカルテロ号をかわして、首位に立つ。
3番目のマリオ・デスローリエ(カナダ)&バルドリーナ2号、4番目のダニエル・コイル(アイルランド)&レガシー号もクリアラウンドするが、タイムはデスローリエが37.62秒、コイルが37.11秒で一番時計の更新はならず。そして、最終5番目のダニエル・ドイサー(ドイツ)&キラー・クイーンVDM号は1落下の減点4でフィニッシュ。
以上の結果、ベルトラム・アレン(アイルランド)&パチーノ・アミロ号が見事に$401,000 ルガーノダイアモンズグランプリを制覇。ウィーク6に続く、2週連続でのグランプリ優勝をはたした。
PHOTO:Sportfot