3月7日、2020東京五輪の障害馬術競技に出場する日本代表人馬の選考基準が日本馬術連盟より発表された。代表⼈⾺の発表は2020 年6⽉中旬を予定しており、団体戦でのメダル獲得が目標になる。
障害馬術競技の代表チームは「オリンピックにおいて無過失で完走することを期待でき、実施スケジュールに耐え得るスタミナと屈強な体⼒を持ち合わせている⼈⾺」をもって編成される方針。
選考対象となるのは、2020年6⽉1⽇時点で、国際馬術連盟(FEI)が定めるオリンピックの出場最低基準(MES/Minimum Eligibility Standard)を満たし、ナショナルチームメンバーとして認定されている⼈⾺。代表3人馬およびリザーブ1人馬、補欠1人馬のトータル5人馬が選出される。
代表人馬の選考は、2019年4⽉1⽇から 2020年6⽉14⽇の期間に海外で開催される CSI3*以上の競技会および強化合宿を通して行われ、競技成績、パフォーマンス、馬匹や選⼿の健康状態、チームスピリット、振る舞いなどによって総合的に評価されるという。
直近5大会の代表選手および競技成績
大会 | 個人戦 ※( )内の数字は出場当時の年齢 |
団体戦 |
2016 リオデジャネイロ五輪 |
武田麗子 (31) 44位 枡井俊樹 (46) 64位 杉谷泰造 (39) 64位 福島大輔 (38) 68位 |
13位 |
2012 ロンドン五輪 |
杉谷泰造 (36) 33位 武田麗子 (27) 70位 |
不出場 |
2008 北京五輪 |
杉谷泰造 (32) 29位 佐藤英賢 (22) 51位 |
不出場 |
2004 アテネ五輪 |
杉谷泰造 (32) 16位 渡辺祐香 (36) 39位 林 忠義 (36) 64位 小畑隆一 (49) 74位 |
12位 |
2000 シドニー五輪 |
杉谷泰造 (24) 25位 白井 岳 (23) 37位 林 忠義 (32) 44位 広田龍馬 (24) 66位 |
11位 |