GCLローマ大会はマドリード・インモーションが制する/GCL2023 第14戦・ローマ大会 

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2023 第14戦・ローマ大会/CSI5* GCL Rome]

現地時間15日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2023 第14戦・ローマ大会(開催地:イタリア/ローマ)が行われ、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号、ローラ・クラウト(アメリカ)&カルガリー・テイム号などが出場したマドリード・インモーションが総減点4、走行タイム合計132.15秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝。今シーズンのGCL2勝目を上げ、賞金32,188ユーロ(約507万円)を獲得した。

続いて、ベン・マー(イギリス)&ポイント・ブレイク号、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&モナコ号などが出場したパリ・パンサーズが総減点8、走行タイム合計130.61秒で2位、アンドレアス・ショウ(デンマーク)&アイ・ノウ号、アブデル・サイード(ベルギー)&ボニー・アミー号などが出場したイスタンブール・スルタンズが総減点8、走行タイム合計131.90秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第14戦終了時点のGCL2023年間ランキングでは、リーゼンベック・インターナショナルが302ポイントで首位をキープ。以下、パリ・パンサーズが299ポイントで2位、マドリード・インモーションが264ポイントで3位、サントロペ・パイレーツが237ポイントで4位、ストックホルム・ハーツが225.5ポイントで5位、日本の川合正育(日本電気保安協会馬術部)が所属するメキシコ・アミーゴズが143ポイントで14位となっている。

PHOTO:©GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。