岡田華穂&ラノーソ号(STAR HORSES)がヤングライダー障害飛越選手権を制覇/全日本ジュニア障害馬術大会2023

全日本障害馬術大会

[全日本ジュニア障害馬術大会2023]

2023年8月6日(日)、全日本ジュニア障害馬術大会2023(開催地:山梨県馬術競技場/山梨県北杜市)最終日にヤング年代(16〜22歳)の日本一決定戦・ヤングライダー障害飛越選手権(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)が行われ、岡田華穂&ラノーソ号(STAR HORSES)が優勝。2位に眞田 翔&ジャレオファンヘットヘーヴェルランド号(眞田ライディングクラブ)、3位に広田大和&キャンベラZ号(那須トレーニングファーム)が入った。

第1走行

出場32人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、5番の眞田 翔&ジャレオファンヘットヘーヴェルランド号(眞田ライディングクラブ)。続いて、7番の小林弥生&コンティーナ号(STAR HORSES)が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、広田大和&キャンベラZ号(那須トレーニングファーム)、原 理沙子&ウィルオー・ザ・ウィスプT号(ヴィルタスライディングクラブ)、杉江俊哉&C’sファラー号(乗馬クラブクレイン東海)、岡田華穂&ラノーソ号(STAR HORSES)、櫻井綾音&CRNコフスハーバー号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)、田中 亮&カタール号(慶応義塾大学馬術部)の6人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル8人馬で争われることになった。

なお、昨年のチャンピオンで大会2日目のヤングライダー障害飛越競技S&Hを勝った岡本果林&ジゴロ号(ドリームファーム)は減点4で敗退し、惜しくも2連覇ならず。3日目のヤングライダー障害飛越競技標準を勝った藤田かれん&コンテラス号(藤沢乗馬クラブ)も減点4でジャンプ・オフに駒を進めることができなかった。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、岡田華穂&ラノーソ号(STAR HORSES)が40.53秒で唯一のクリアラウンドをきめて、見事にヤングライダー障害飛越選手権を制覇。人馬ともにキャリア初の全日本チャンピオン戴冠をはたし、優勝賞金36万円とエルメス賞(エルメス社製の鞍)を獲得した。

続いて、眞田 翔&ジャレオファンヘットヘーヴェルランド号(眞田ライディングクラブ)が減点4、39.52秒で2位、広田大和&キャンベラZ号(那須トレーニングファーム)が減点4、43.06秒で3位、田中 亮&カタール号(慶応義塾大学馬術部)が減点4、44.61秒で4位、原 理沙子&ウィルオー・ザ・ウィスプT号(ヴィルタスライディングクラブ)が減点8、39.60秒で5位に入った。

ラノーソ号(STAR HORSES)はドイツ産のウエストファーレン種(13歳セン馬)。2023年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、ジャンピングホースショー T イン愛知2023(1スター)で障害130優勝、サマージャンピングYH2023(3スター)で中障害飛越Bファイナル2位という成績を残している。