パリ・パンサーズが連勝で今シーズンのGCL3勝目/LGCT2023/GCL2023 第11戦・リーゼンベック大会 

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2023 第11戦・リーゼンベック大会/CSI5* GCL Riesenbeck]

現地時間22日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2023 第11戦・リーゼンベック大会(開催地:ドイツ/リーゼンベック)が行われ、ベン・マー(イギリス)&ジンジャー・ブルー号、ユル・フライリンク(オランダ)&ロング・ジョン・シルバー3号などが出場したパリ・パンサーズが総減点4、走行タイム合計156.48秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝。第10戦・ラコルーニャ大会に続く連勝で今シーズンのGCL3勝目をマークし、賞金32,188ユーロ(約508万円)を獲得した。

続いて、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&ジンデイ号、クリスチャン・ククック(ドイツ)&ジャスト・ビー・ジェントル号などが出場したリーゼンベック・インターナショナルが総減点5、走行タイム合計156.96秒で2位、ダニエル・ドイサー(ドイツ)&キラー・クイーンVDM号、マックス・クーナー(オーストリア)&エレクトリック・ブルーP号などが出場したシャンハイ・スワンズが総減点8、走行タイム合計157.10秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第11戦終了時点のGCL2023年間ランキングでは、リーゼンベック・インターナショナルが259ポイントで首位をキープ。以下、パリ・パンサーズが234ポイントで2位、マドリード・インモーションが196ポイントで3位、サントロペ・パイレーツが183ポイントで4位、プラハ・ライオンズが168ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するメキシコ・アミーゴズが125ポイントで13位となっている。

PHOTO:©GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。