GCLサントロペ大会はニューヨーク・エンパイアが優勝/GCL2023 第5戦・サントロペ大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2023 第5戦・サントロペ大会/CSI5* GCL St Tropez]

現地時間2日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2023 第5戦・サントロペ大会(開催地:フランス/サントロペ)が行われ、スコット・ブラッシュ(イギリス)&ハロー・ジェファーソン号、スペンサー・スミス(アメリカ)&セオドア・マンシエイス号などが出場したニューヨーク・エンパイアが総減点4、走行タイム合計126.63秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝。賞金32,188ユーロ(約483万円)を獲得した。

続いて、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号、ローラ・クラウト(アメリカ)&カルガリー・テイム号などが出場したマドリード・インモーションが総減点4、走行タイム合計127.87秒で2位、ベン・マー(イギリス)&ファルティックHB号、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&ボンド・ジェームスボンド・デ・ハイ号が出場したパリ・パンサーズが総減点4、走行タイム合計129.14秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第5戦終了時点のGCL2023年間ランキングでは、マドリード・インモーションが111ポイントで首位に浮上。以下、パリ・パンサーズが109ポイントで2位、リーゼンベック・インターナショナルが102ポイントで3位、サントロペ・パイレーツが94ポイントで4位、プラハ・ライオンズが85ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するメキシコ・アミーゴズは69ポイントで7位につけている。

PHOTO:©GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。