2023フジスプリングホースフェスティバル(日本馬術連盟公認3*競技会)競技結果/2023年5月3日(水)~5月6日(土)

日本馬術連盟公認競技会

[2023フジスプリングホースフェスティバル/日本馬術連盟公認3*競技会]

2023年5月3日(水)~5月6日(土)の4日間にわたり、2023フジスプリングホースフェスティバル(開催地:御殿場市馬術・スポーツセンター/静岡県御殿場市)が開催され、大会最終日に中障害A・中障害B・中障害C・中障害D各クラスのファイナル(決勝競技)が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

フジグランプリMA

-優勝-
ボリス・カップ&ビー号
(ヴィルタスライディングクラブ)

3人馬が出場したフジグランプリMA(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)では、3人馬すべてが第1走行を減点8でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立。迎えたジャンプ・オフでは、ボリス・カップ&ビー号(ヴィルタスライディングクラブ)が38.18秒でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。見事に優勝を飾り、賞金15万円を獲得した。

続いて、大会2日目のフジ中障害飛越競技Aを勝った藤本光国&オテロ49号(牧之原乗馬クラブ)が減点8、36.53秒で2位、ジャンプ・オフを棄権した藤本光国&ロードボス号(牧之原乗馬クラブ)が3位となった。なお、大会3日目のフジ中障害飛越競技Aを勝った原 理沙子&ウィルオー・ザ・ウィスプT号(ヴィルタスライディングクラブ)は最終日はフジ中障害飛越競技Bファイナルに出場している。

ビー号(ヴィルタスライディングクラブ)はドイツ産のホルシュタイナー種(16歳セン馬)。2023年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、この勝利が記念すべき公認競技初優勝。また、今大会では2日目・3日目のフジ中障害飛越競技Bで3位入賞をはたしている。

フジ中障害飛越競技Bファイナル

-優勝-
藤本光国&ローゼスドリーム号
(牧之原乗馬クラブ)

6人馬が出場したフジ中障害飛越競技Bファイナル(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)では、3人馬がジャンプ・オフへ進出。1人馬が棄権したため一騎打ちとなったジャンプ・オフでは、両人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の40.58秒をマークした藤本光国&ローゼスドリーム号(牧之原乗馬クラブ)が大会2日目のフジ中障害飛越競技Bに続くこのクラス2勝目を上げ、賞金10万円を獲得した。

続いて、大会3日目のフジ中障害飛越競技Bを勝った平尾 賢&ドルチェヴィータKDW号(エンゼル乗馬クラブ)が減点0、40.86秒で惜しくも2位、ジャンプ・オフを棄権した鈴木 萌&フェアレディー号(牧之原乗馬クラブ)が3位に。以下、第1走行を減点4でフィニッシュした川口飛鳥&サムライブルー号(ライディングクラブフジファーム)が4位、減点7でフィニッシュした鈴木 萌&グリュックスブリンガー号(牧之原乗馬クラブ)が5位となった。

ローゼスドリーム号(牧之原乗馬クラブ)はドイツ産のウエストファーレン種(13歳牝馬)。2017年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本障害馬術大会2019 PartⅠで中障害飛越競技B決勝3位、ジャパン・オープン2020年度 第5戦(4スター)でCグレード決勝(中障害B)優勝、まほろばサマーホースショー三木2022(3スター)で中障害飛越Bファイナル優勝などの成績を残している。

※写真はイメージです(御殿場市馬術・スポーツセンターでの競技風景)