[大阪グランプリ2022 スプリング大会／日本馬術連盟公認4*競技会]
2022年4月15日（金）～4月17日（日）の3日間にわたり、大阪グランプリ2022 スプリング大会（開催地：杉谷馬事公苑／大阪府和泉市）が開催され、大会2日目にFEIワールドカップ 日本リーグ・大阪大会（CSI1*-W Osaka-Ⅰ／大障害）、中障害Bクラスのチャンピオンシップ（決勝競技）、最終日に大会メイン競技の大阪グランプリ（中障害A）および中障害C・Dクラスのチャンピオンシップが行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
中障害飛越《B》チャンピオンシップ
－優勝－
佐藤 泰＆兀地号
（明松寺馬事公苑）
31人馬が出場した中障害飛越《B》チャンピオンシップ（標準障害飛越競技 238.2.2／130cm以下）では、5人馬がジャンプ・オフ（優勝決定戦）へ。ジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド（減点0で走行を終えること）。そのうち、一番時計の39.54秒をマークした佐藤 泰＆兀地号（明松寺馬事公苑）が見事に中障害飛越《B》チャンピオンシップを制し、優勝賞金30万円を獲得した。
続いて、鯨岡啓輔＆シーラヴェンデル号（ペガサス乗馬クラブ）が減点0、39.59秒で惜しくも2位、桝井俊樹＆CRNコフスハーバー号（乗馬クラブクレインオリンピックパーク）が減点4、39.89秒で3位、池田弘彰＆ゲイル号（OISO乗馬クラブ）が減点4、43.89秒で4位、失権に終わった竹内日菜乃＆ルイ9号（ドリームファーム）が5位となった。
兀地号（明松寺馬事公苑）はアイルランド産のアイリッシュスポーツホース種（13歳セン馬）。2020年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、みっきぃオータムホースショー2020（3スター）でみっきぃ大障害B ファイナル優勝、大阪グランプリ2020 ファイナル大会（4スター）で中障害飛越《B》チャンピオンシップ2位、全日本障害馬術大会2021 PartⅠで 中障害飛越競技A 標準優勝という成績を残している。
FEIワールドカップ・大阪大会
－優勝－
木原康弘＆エスクリーノ号
（Master Horse）
11人馬が出場したFEIワールドカップ・大阪大会（標準障害飛越競技 238.2.2／150cm以下）では、大会初日の大障害飛越《B》スピード＆ハンディネスを勝った木原康弘＆エスクリーノ号（Master Horse）が第1走行で唯一のクリアラウンド。ジャンプ・オフが成立することなく優勝が決まり、賞金30万円を獲得した。
続いて、谷口真一＆カムアンドフィール号（水口乗馬クラブ）が減点8、80.71秒で2位、佐藤賢希＆慈龍号（明松寺馬事公苑）が減点8、81.13秒で3位、治武しおり＆アルヴィン号（水口乗馬クラブ）が減点12、78.46秒で4位、荒木梨花＆アヤックス号（SILVANO STABLES）が減点12、83.36秒で5位に入った。
エスクリーノ号（Master Horse）はドイツ産のハノーバー種（14歳セン馬）。2020年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、大阪グランプリ2021 スプリング大会（4スター）で大阪グランプリ2位、全日本障害馬術大会2021 Part I で全日本障害飛越選手権5位という成績を残している。
※写真はイメージです（杉谷馬事公苑での競技風景）