[コロンバス・インターナショナルCSI3*-W 2019/CSI3*-W Columbus]
現地時間6日、コロンバス・インターナショナルCSI3*-W 2019(開催地:アメリカ/オハイオ州コロンバス)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 北米東部リーグ第2戦・コロンバス大会(標準障害飛越競技/155-160cm)にてアレックス・グラント(アメリカ)&カールチェンW号が優勝。2位にはマージ―・アングル(アメリカ)&ディカス号、3位にはニコル・シンプソン(アメリカ)&アクナ・マタタ号が入った。
[ハイライト動画]第1走行
出場40人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、9番のアダム・プルデント(アメリカ)&バロウティヌエ号。続いて、12番のサラ・シーガル(アメリカ)&カミラ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。
その後、世界ランク6位のビージー・マッデン(アメリカ)&ガラント号、マージ―・アングル(アメリカ)&ディカス号、アレックス・グラント(アメリカ)&カールチェンW号など10人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル12人馬で争われることになった。
なお、世界ランク8位のケント・ファリントン(アメリカ)、LGCT2017チャンピオンのハリー・スモルダーズ(オランダ)は減点4で走行を終え、惜しくもジャンプ・オフ進出を逃した。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、4番目にスタートを切ったニコル・シンプソン(アメリカ)&アクナ・マタタ号が46.91秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたジェニ・マーティン・マカリスター(アメリカ)&エスカーダVS号のタイムを3秒近く上回り、首位に立つ。
しかし、6番目のてアレックス・グラント(アメリカ)&カールチェンW号がそのタイムをさらに2秒以上縮める44.26秒でクリアラウンド。会心のパフォーマンスで首位に躍り出ると、7番目のジェニファー・ゲイツ(アメリカ)&ドリン号も減点0で続くが、タイムは50.40秒と大きく及ばず。
さらに、8番目のマージ―・アングル(アメリカ)&ディカス号、北米東部リーグ連勝を狙う9番目のビージー・マッデン(アメリカ)&ガラント号もクリアラウンドをきめるが、アングルが46.20秒、マッデンが48.47秒で一番時計を更新することはできない。
そして、残る3人馬はいずれもクリアラウンドを逃したため、アレックス・グラント(アメリカ)&カールチェンW号が見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 コロンバス大会を制し、優勝賞金33,750ドル(約362万円)を獲得した。
PHOTO:©FEI