日本馬術連盟がFEI世界馬術選手権大会2022、アジア競技大会2022の日本代表人馬選考基準を発表

世界選手権・大陸選手権

[FEI世界馬術選手権大会2022/アジア競技大会2022]

日本馬術連盟は14日、2022 年8月6 日~8月14日で開催されるFEI世界馬術選手権大会2022(開催地:デンマーク/ヘアニング)および2022年9月10 日~9月25 日に開催されるアジア競技大会2022(開催地:中国/杭州)の日本代表人馬選考基準を発表した。選考対象、選考方法と基準は以下の通り。いずれの大会も、代表4人馬と補欠1人馬が選出される。

FEI世界馬術選手権大会2022

 選考対象

❶ 2021 年 12 月 21 日までに所定の書式により日本馬術連盟(以下「JEF」という)宛に参加意思を表明した選手 ❷ 2022 年 6 月 13 日時点で、FEI が定める出場最低基準(以下「MES」という)を満たし、ナショナルチームメンバーとして認定されている人馬 ➌ アジア競技大会(杭州)の代表選手となった者は、同一馬でないこと

選考方法と基準

条件を満たした人馬が 5 組以上となった場合、2022 年 6 月までに選考競技会を 1 回実施する。❶ 選考競技会は、ヨーロッパにおける CSI 競技会で実施される 160 ㎝クラスの競技を指定する ❷ 希望する選手が多く、同一競技会に参加できない場合は、世界選手権レベルの 2 回走行競技による独自の選考競技会をヨーロッパで実施する(実施要項は別途)➌ 完走人馬すべてに順位を付け、代表 4 人馬と補欠 1 人馬を選考する ➍ JEF が指定する獣医師の馬匹健康検査(ドーピング検査を含む)を受け、輸送および競技に対応可能な健康状態であると確認された馬である

アジア競技大会2022

 選考対象

❶ 2021 年 12 月 21 日までに所定の書式により日本馬術連盟(以下「JEF」という)宛に参加意思を表明した選手 ❷JEF 会員で日本国籍を有する選手 ❸ JOC の定める期日までに最新の候補者台帳及び必要書類の提出、派遣手続きが完了している選手(詳細別途通知) ❹ 選考競技会エントリー時点において FEI パスポートを有し、FEI 登録が完了している馬匹 ❺ 2021年1月月以降に開催された CSI あるいは国内競技会において実施された 150 ㎝以上の競技で減点 8 以内の完走実績のある馬匹(公式記録の提出を必要とする) ❻ 世界馬術選手権の代表を目指す選手は、世界選手権と異なる馬匹

 選考方法と基準

条件を満たした人馬が5組以上となった場合、2022年5 月上旬までに選考競技会を実施する。❶ 選考競技会は、ヨーロッパにおいて 150 ㎝クラスの2回走行競技で行う(実施要項は別途)❷ 完走人馬すべてに順位を付け、代表 4 人馬と補欠 1 人馬を選考する ➌ 代表および補欠に選考された選手が複数の馬匹で選考競技会に出場している場合、2 頭目の成績が、代表/補欠に選考された最下位の人馬より上位であれば、その馬匹を当該選手の予備馬として認定することがある ➍ JEF が指定する獣医師による馬匹健康検査(ドーピング検査含む)を受け、輸送および競技に対応可能な健康状態であると確認された馬である

※写真はFEI世界馬術選手権大会2018・アジア競技大会2018日本代表の福島大輔(STAR HORSES)