ティファニー・フォスター(カナダ)がFEIワールドカップ・トライオン大会が制覇/ワシントン・インターナショナルホースショー2021

FEIワールドカップ

[ワシントン・インターナショナルホースショー2021/CSI4*-W Washington]

現地時間30日、ワシントン・インターナショナルホースショー2021(開催地:アメリカ/ノースカロライナ州トライオン)期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2021-2022 北米リーグ 第3戦・トライオン大会(標準障害飛越競技/160cm)にて、ティファニー・フォスター(カナダ)&フィゴール号が優勝。2位にアレッサンドラ・ヴォルピ(アメリカ)&ベルリンダ号、3位にアレックス・グラント(アメリカ)&カールチェンW号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場33人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、2番のアレックス・グラント(アメリカ)&カールチェンW号。続いて、7番のカール・クック(アメリカ)&カイルー24号減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、クリアラウンドしたのは、10番のアレッサンドラ・ヴォルピ(アメリカ)&ベルリンダ号、23番のティファニー・フォスター(カナダ)&フィゴール号のみとなり、ジャンプ・オフはトータル4人馬で争われることになった。

なお、世界ランク9位のケント・ファリントン(アメリカ)は減点12、同ランク14位でFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2017を制したマクレーン・ウォード(アメリカ)は減点8でのフィニッシュとなり、いずれもジャンプ・オフ進出を逃している。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、3番目のアレッサンドラ・ヴォルピ(アメリカ)&ベルリンダ号が36.52秒でクリアラウンド。先に減点4で走行を終えていたアレックス・グラント(アメリカ)&カールチェンW号、カール・クック(アメリカ)&カイルー24号をかわして、首位に立つ。

しかし、最終4番目のティファニー・フォスター(カナダ)&フィゴール号が一番時計を0.79秒だけ更新する35.73秒でクリアラウンド。見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2021-2022 ワシントン大会を制し、優勝賞金53,750ドル(約612万円)を獲得。北米リーグランキングでも2位に浮上している。

PHOTO:©FEI