[アジア競技大会2018／Asian Games 2018]
現地時間28日午前、アジア競技大会2018（開催地：インドネシア／ジャカルタ）にて、障害馬術競技の団体戦決勝・個人戦2次予選（スピード＆ハンディネス競技／140cm以下）第1走行が行われ、日本チームは団体2位に浮上。個人戦では杉谷泰造（杉谷乗馬クラブ）が5位、御護守将太（藤沢乗馬クラブ）が6位につけた（※順位はいずれも第1走行終了時の暫定順位）。
個人戦は、走行タイムに係数0.50をかけた数値の最も少ない選手を減点0、他の選手は首位の選手との数値差をそれぞれの減点として１次予選の減点に加算。団体戦は、1チーム3〜4人馬で出場。走行を終えた人馬のうち、減点の少ない3人馬の減点合計がチーム総減点となり、同じく１次予選の総減点に加算される。
個人戦では、ラムジー・ハマド・アル・デュハミ（サウジアラビア）＆テッド号、カレド・アブドゥラフマン・アルモブティ（サウジアラビア）＆デザート・ストームⅡ号、シェイク・アリ・アルサーニ（カタール）＆シロッコ号、アリ・アル・ホラフィ（カタール）＆シェリル号という1次予選トップ4に変動はなし。
日本の4人馬は、1次予選で7位だった杉谷泰造（杉谷乗馬クラブ）＆ヒロイン・デ・ミューズ号が減点2.51をキープして5位に浮上。1次予選で10位だった御護守将太（藤沢乗馬クラブ）＆SIGアイアンマン号も減点3.11をキープして6位まで順位を上げた。また、福島大輔（STAR HORSES）＆コーネット36号は減点6.12の12位、桝井俊樹（乗馬クラブクレイン）＆カルタゲーナ6号が減点13.26で25位につけている。
団体戦では、サウジアラビアが減点5.90で団体首位をキープ。1次予選で団体2位につけていたカタールは減点16.50で3位に後退し、代わって日本が減点11.74で2位に浮上した。首位・サウジアラビアと日本の減点差は5.84で十分射程距離。第2走行での逆転勝利、団体金メダル獲得を大いに期待したい。
※写真はラムジー・ハマド・アル・デュハミ（サウジアラビア）＆テッド号
PHOTO：©FEI