2021年10月1日〜31日までの期間中に開催される日本馬術連盟公認1*
ジャンピングYH秋2021
[ジャンピングYH秋2021/日本馬術連盟公認1*競技会]
2021年10月1日(金)~3日(日)の3日間にわたり、ジャンピングYH秋2021(開催地:山梨県馬術競技場/山梨県北杜市)が開催された。公認競技は全10競技行われ、ここでは大会最終日の5競技についてリポートする。
9人馬が出場した中障害飛越競技D(標準障害飛越競技238.2.2/110cm以下)では、2人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。ジャンプ・オフでは、一番時計の34.95秒でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)した西塚 恵&クランベリーWS号(乗馬クラブファナウステーブル)が見事に優勝。2日目の中障害飛越競技Cを勝った佐藤 泰&ハリーM号(明松寺馬事公苑)もクリアラウンドしたが、タイムは37.17秒で2位に敗れた。以下、第1走行で減点1の中村田鶴子&ファンセル号(飯綱ライディングパーク)が3位、第1走行で減点4の2人馬はタイム差により、甲斐琢磨&ミスロビン号(TRC乗馬クラブ小淵沢)が4位、齋藤衣湖&ワンモアステップ号(STABLE HORSEPOWER)が5位となった。
7人馬が出場した中障害飛越競技C(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、4人馬がジャンプ・オフへ進出。ジャンプ・オフでは、一番時計の38.07秒でクリアラウンドした波里しおり&ファイヤーフェ号(YUKI HARI SPORT HORSES)が見事に優勝を飾った。続いて、前島 仁&ピアソラ号(ステーブルDIMPLE)が減点0、41.00秒で2位、2日目の中障害飛越競技Cを勝った佐藤 泰&ハリーM号(明松寺馬事公苑)が減点4で3位、小栗優玄&チヴァリアSH号(YUKI HARI SPORT HORSES)が減点14で4位、第1走行で減点4だった横田岬季&チェラキーYH号(YUKI HARI SPORT HORSES)が5位に入った。
3人馬が出場した中障害飛越競技B(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)では、2人馬がジャンプ・オフへ。ジャンプ・オフでは、佐藤 泰&縁祥号(明松寺馬事公苑)が一番時計の35.36秒でクリアラウンドし、見事に優勝。山田なつみ&ウォールストリート号(STABLE HORSEPOWER)も減点0でフィニッシュしたが、タイムは41.64秒と大きく及ばず2位となった。そして、第1走行で減点9だった渡辺瑠伊&チュパリイド号(STABLE HORSEPOWER)が3位となった。
2人馬による一騎打ちとなった中障害飛越競技A(標準障害飛越競技238.2.2/140cm以下)では、第1走行を減点4でフィニッシュした小林義彦&ヴェルザZ号(飯綱ライディングパーク)が見事に優勝。減点7の波里有輝&ディアーラドゥローナZ号(YUKI HARI SPORT HORSES)が2位となった。
同じく一騎打ちとなった大障害飛越競技B(標準障害飛越競技238.2.1/150cm以下)では、第1走行を81.23秒でクリアラウンドした波里有輝&ジャストクラック号(YUKI HARI SPORT HORSES)が見事に優勝。2日目の大障害飛越競技Bを勝った髙田耕平&エクリプスファンデンヘングステンポール号(STABLE HORSEPOWER)は76.33秒とタイムでは大きく上回ったが、1落下の減点4で惜しくも2位に敗れた。
※写真はイメージです。