[しもつけ乗馬大会2023/日本馬術連盟公認2*競技会]
2023年4月28日(金)~4月30日(日)の3日間にわたり、しもつけ乗馬大会2023(開催地:那須トレーニングファーム/栃木県那須塩原市)が開催され、最終日には大会メイン競技のしもつけグランプリ(中障害A)および中障害B・中障害C・中障害D各クラスの決勝競技(グランプリ)が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
MBグランプリ
(中障害B)
-優勝-
鈴木智明&グレン号
(TSホースシューイング)
12人馬が出場したMBグランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)では、5人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の34.63秒をマークした鈴木智明&グレン号(TSホースシューイング)が見事に優勝を飾り、賞金5万円を獲得した。
続いて、広田大和&ハイペリオンKG号(那須トレーニングファーム)が減点0、36.26秒で2位、武田京夏&オーロラボレアリス号(筑波スカイラインスティーブル)が減点0、37.31秒で3位、秋葉大地&アルコラド号(桑折町ホースパーク)が減点4、34.46秒で4位、瀧田 玲&アレックス・エ・ヴェルテュ号(那須トレーニングファーム)が減点4、38.00秒で5位に入った。
グレン号(TSホースシューイング)はオランダ産のKWPN種(12歳セン馬)。本大会で日本馬術連盟公認競技会デビューを飾り、大会初日のMC-1、最終日のMBグランプリと2勝をマークする活躍を見せた。
しもつけグランプリ
(中障害A)
-優勝-
広田龍馬&ニック・オブ・タイム号
(那須トレーニングファーム)
6人馬で争われた大会メイン競技のしもつけグランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/140cm以下)では、第1走行をクリアラウンドする人馬が現れず。減点1、64.56秒でフィニッシュした広田龍馬&ニック・オブ・タイム号(那須トレーニングファーム)が優勝を飾り、賞金5万円を獲得した。
続いて、大会初日のMB-1、2日目のMB-2を連勝した広田思乃&キャンベラZ号(那須トレーニングファーム)が減点5、64.93秒で2位、広田龍馬&アレックス・エ・ヴェルテュ号(那須トレーニングファーム)が減点11、70.06秒で3位、広田大和&ブレイヴスターズofヤス号(那須トレーニングファーム)が減点13、72.06秒で4位、大会2日目のしもつけスピードを勝った二位関 尭&ハマーA.D号(やまがた乗馬クラブ)が減点15、74.05秒で5位に入った。
ニック・オブ・タイム号(那須トレーニングファーム)はオーストラリア産のオーストラリアンウォームブラッド種(18歳セン馬)。2021年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、ナス・ウインターホースショー2021(1スター)、2022(1スター)でウインターグランプリを連覇。また、国民体育大会2022では成年男子・トップスコア競技を制している。
※写真はイメージです(那須トレーニングファームでの競技風景)