しもつけ乗馬大会2022(日本馬術連盟公認2*競技会)競技結果/2022年4月22日(金)~4月24日(日)

SONY DSC
日本馬術連盟公認競技会

[しもつけ乗馬大会2022/日本馬術連盟公認2*競技会]

2022年4月22日(金)~4月24日(日)の3日間にわたり、しもつけ乗馬大会2022(開催地:那須トレーニングファーム/栃木県那須塩原市)が開催され、最終日には大会メイン競技のしもつけグランプリ(中障害A)、中障害B・中障害C・中障害D各クラスの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

しもつけ乗馬大会2022(日本馬術連盟公認2*競技会)開催案内/2022年4月22日(金)~4月24日(日)

MBグランプリ
(中障害B)

-優勝-
広田思乃&ライフ・イズ・ビューティフル号
(那須トレーニングファーム)

11人馬が出場したMBグランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)では、5人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。迎えたジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の37.31秒をマークした広田思乃&ライフ・イズ・ビューティフル号(那須トレーニングファーム)が見事に優勝を飾り、賞金5万円を獲得した。

続いて、広田大和&ハイペリオンKG号(那須トレーニングファーム)が減点0、37.82秒で2位、鶴見菜月&ダンディーブルーM号(壬生乗馬クラブ)が減点4、36.55秒で3位、荒木紀迪&キャンドゥライト号(小山乗馬クラブ)が減点4、40.44秒で4位、広田龍馬&アレックス・エ・ヴェルテュ号(那須トレーニングファーム)が減点4、42.93秒で5位に入った。なお、大会初日のMB-1、2日目のMB-2を連勝した広田思乃&キャンベラZ号(那須トレーニングファーム)は第1走行を減点4でフィニッシュし、6位という結果に終わっている。

ライフ・イズ・ビューティフル号(那須トレーニングファーム)はスウェーデン産のスウェディッシュ・ウォームブラッド種(19歳セン馬)。2011年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、国民体育大会2017で国体大障害飛越競技優勝、全日本障害馬術大会2018 PartⅠで全日本障害飛越選手権優勝、FEIジャンピング・ワールドカップ 日本リーグ優勝など、数多くのビッグタイトルを獲得。日本代表としてFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2019にも出場をはたした。

しもつけグランプリ
(中障害A)

-優勝-
増山誠倫&アダマス号
(小山乗馬クラブ)

大会メイン競技のしもつけグランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/140cm以下)には8人馬が出場し、4人馬がジャンプ・オフへ。迎えたジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の37.25秒をマークした増山誠倫&アダマス号(小山乗馬クラブ)が見事に優勝。大会2日目のしもつけスピードに続く、このクラス2勝目を飾り、賞金5万円を獲得した。

続いて、増山誠倫&グランドキャニオン号(小山乗馬クラブ)が減点0、40.96秒で2位に入り、小山乗馬クラブ勢が1.2フィニッシュを達成。以下、二位関 尭&イクササSMH号(やまがた乗馬クラブ)が減点4、37.12秒で3位、増山大治郎&ア・ガール・ドゥ・シャヴァノン号(筑波スカイラインスティーブル)が減点8、36.60秒で4位、第1走行を減点1でフィニッシュした広田大和&ブレイヴスターズofヤス号(那須トレーニングファーム)が5位に入った。

アダマス号(小山乗馬クラブ)はドイツ産のハノーバー種(12歳牝馬)。2022年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、この勝利が公認競技初優勝。ほかには、ジャパン・オープン2021年度 ファイナル戦(3スター)でBグレード決勝3位、ジャパン・オープン2022年度 第1戦(3スター)でAⅡグレードS&H2位、 AⅡグレード標準障害3位などの成績を残している。

※写真はイメージです(那須トレーニングファームでの競技風景)