[しもつけ乗馬大会2021／日本馬術連盟公認2*競技会]
2021年4月9日（金）～4月11日（日）の3日間にわたり、しもつけ乗馬大会2021（開催地：那須トレーニングファーム／栃木県那須塩原市）が開催され、最終日には、大会メイン競技のしもつけグランプリ（中障害Aクラス）、中障害B・中障害C・中障害D各クラスの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
MBグランプリ
（中障害B）
－優勝－
広田龍馬＆ディアデム・アクアマリーナ号
（那須トレーニングファーム）
13人馬が出場したMBグランプリ（標準障害飛越競技 238.2.2／130cm以下）では、5人馬がジャンプ・オフ（優勝決定戦）へ進出。ジャンプ・オフでは、トップバッターの今橋裕晃＆クゥイント号（日本大学馬術部）、大会2日目のしもつけスピードを勝った2番目の広田思乃＆ゴールデン・サンシャイン・リモーネ号（那須トレーニングファーム）が減点4。
さらに、3番目の長谷川晶大＆ラリーニョ号（那須トレーニングファーム）は減点8、4番目の増山久佳＆レティシア号（小山乗馬クラブ）は減点4で、なかなかクリアラウンド（減点0で走行を終えること）する人馬が現れない。しかし、最終5番目の広田龍馬＆ディアデム・アクアマリーナ号（那須トレーニングファーム）が39.83秒でクリアラウンド。見事にMBファイナルを制し、優勝賞金5万円を手にした。
続く2位には減点4、33.03秒の広田思乃＆ゴールデン・サンシャイン・リモーネ号（那須トレーニングファーム）、3位に減点4、35.98秒の増山久佳＆レティシア号（小山乗馬クラブ）、4位に減点4、47.67秒の今橋裕晃＆クゥイント号（日本大学馬術部）、5位に減点8の長谷川晶大＆ラリーニョ号（那須トレーニングファーム）が入った。
しもつけグランプリ
（中障害A）
－優勝－
広田龍馬＆ディアデム・アクアマリーナ号
（那須トレーニングファーム）
しもつけグランプリ（標準障害飛越競技 238.2.2／140cm以下）には11人馬が出場し、8人馬がジャンプ・オフへ進出。中島双汰＆ダイワシュガー号（中島トニアシュタール）が出場を辞退したため、7人馬で争われたジャンプ・オフでは、トップバッターの広田龍馬＆ディアデム・アクアマリーナ号（那須トレーニングファーム）が第1走行に続いてのクリアラウンド。いきなり37.55秒の好タイムをマークし、後続にプレッシャーをかける。
後続も、2番目の二位関 尭＆イクササSMH号（やまがた乗馬クラブ）、3番目の増山大治郎＆ア・ガール・ドゥ・シャヴァノン号（筑波スカイラインスティーブル）、5番目の荒木紀迪＆キャンドゥライト号（小山乗馬クラブ）の3人馬がクリアラウンドしたが、いずれも一番時計を更新することはできず。以上の結果、広田龍馬＆ディアデム・アクアマリーナ号（那須トレーニングファーム）がしもつけグランプリを制し、優勝賞金7万円を獲得した。
続いて、荒木紀迪＆キャンドゥライト号（小山乗馬クラブ）が減点0、38.68秒で2位、二位関 尭＆イクササSMH号（やまがた乗馬クラブ）が減点0、39.35秒で3位、増山大治郎＆ア・ガール・ドゥ・シャヴァノン号（筑波スカイラインスティーブル）が減点0、42.16秒で4位、増山誠倫＆グランドキャニオン号（小山乗馬クラブ）が減点4で5位となった。
※写真はイメージです（那須トレーニングファームでの競技風景）