[2023フジスプリングホースフェスティバル／日本馬術連盟公認3*競技会]
2023年5月3日（水）～5月6日（土）の4日間にわたり、2023フジスプリングホースフェスティバル（開催地：御殿場市馬術・スポーツセンター／静岡県御殿場市）が開催され、大会最終日に中障害A・中障害B・中障害C・中障害D各クラスのファイナル（決勝競技）が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
フジ中障害飛越競技Cファイナル
－優勝－
衛藤みのり＆慈梛号
（明松寺馬事公苑）
12人馬が出場したフジ中障害飛越競技Cファイナル（標準障害飛越競技238.2.1／120cm以下）では、5人馬がジャンプ・オフ（優勝決定戦）へ。迎えたジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド（減点0で走行を終えること）。そのうち、一番時計の33.18秒をマークした衛藤みのり＆慈梛号（明松寺馬事公苑）が見事に優勝を飾り、賞金7万円を獲得した。
続いて、岡村考真＆エルマッチョ号（エンゼル乗馬クラブ）が減点0、33.27秒で2位、山口真奈＆ジュリアス・ファータ号（ヴィルタスライディングクラブ）が減点4、34.90秒で3位、川口飛鳥＆ハリーポッター・D号（ライディングクラブフジファーム）が減点4、35.07秒で4位、大島那菜＆レーヴ号（ヴィルタスライディングクラブ）が失権で5位となった。
なお、大会初日のフジ中障害飛越競技Cを勝った川村颯太＆ハーベスト号（ライディングクラブフジファーム）は第1走行を減点4でフィニッシュして6位、2日目・3日目のフジ中障害飛越競技Cを連勝した平山麻由子＆イグニス号（ライディングクラブフジファーム）も同じく減点4で7位という結果に終わっている。
慈梛号（明松寺馬事公苑）は北海道産のサラブレッド種（9歳牝馬）。2019年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、オールレディース＆ダンディークラシック2020（2スター）でMDノーマルⅡ優勝、2022フジホースフェスティバル（3スター）でフジ中障害飛越競技Cファイナル優勝、2022山梨グランプリ（1スター）で中障害D公認障害飛越競技優勝などの成績を残している。
フジ中障害飛越競技Dファイナル
－優勝－
増山陽子＆カイルアブルー号
（筑波スカイラインスティーブル）
9人馬が出場したフジ中障害飛越競技Dファイナル（標準障害飛越競技238.2.2／110cm以下）では、4人馬がジャンプ・オフへ進出。迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の36.25秒をマークした増山陽子＆カイルアブルー号（筑波スカイラインスティーブル）が見事に優勝を飾り、賞金5万円を獲得した。
続いて、原 理沙子＆ロイヤルブラン号（ヴィルタスライディングクラブ）が減点0、39.85秒で2位、樹山 崇＆カレンZ号（ヴィルタスライディングクラブ）が減点0、44.93秒で3位、富 沙奈江＆ダグラス号（エンゼル乗馬クラブ）が減点4、41.15秒で4位、第1走行を減点4でフィニッシュした増山大治郎＆星娘号（筑波スカイラインスティーブル）が5位に入った。
カイルアブルー号（筑波スカイラインスティーブル）は北海道産のサラブレッド種（11歳牝馬）。2016年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本ジュニア障害馬術大会2018でジュニアライダー障害飛越競技優勝、ひょうごインドアグランプリ2017（4スター）・2018（4スター）で中障害飛越Dファイナル連覇などの成績を残している。
※写真はイメージです（御殿場市馬術・スポーツセンターでの競技風景）