2023年9月1日〜30日までの期間中に開催された日本馬術連盟公認1*
九州グランプリ馬術大会2023
[九州グランプリ馬術大会2023/日本馬術連盟公認1*競技会]
2023年9月23日(土)~24日(日)の2日間にわたり、九州グランプリ馬術大会2023(開催地:福岡県馬術競技場/福岡県古賀市)が開催された。公認競技は全6競技行われ、ここでは大会最終日の3競技についてリポートする。
8人馬が出場したM級D障害チャンピオンシップ(標準障害飛越競技238.2.2/110cm以下)では、第1走行で4人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。ジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の57.02秒をマークした川上真生&サンクァンタス号(宮崎県馬術連盟)が見事に優勝を飾った。同馬は湯川紘美とのコンビで大会初日のM級D障害飛越競技を制しており、このクラス連勝となる。続いて、出水楓乃&バータノ号(宮崎県馬術連盟)が減点0、40.01秒で2位、永野友咲&アヴィレックス号(乗馬クラブクレイン多々良)が減点8、40.40秒で3位、龍田太朗&ブラボーリリック号(諫早乗馬クラブ)が減点20、54.91秒で4位に。以下、第1走行を減点4でフィニッシュした生田瑞輝&ミコノスボーイ号(カナディアンキャンプ乗馬クラブ)が5位に入った。
7人馬が出場したM級D障害チャンピオンシップ(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、第1走行で4人馬がクリアラウンドし、ジャンプ・オフが成立する。ジャンプ・オフでは、すべての人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の30.88秒をマークした利部 勝&ボノ号(宮崎県馬術連盟)が見事に優勝。大会初日のM級C障害飛越競技に続くこのクラス連勝を飾った。続いて、中本 譲&ハディラ号(中本乗馬倶楽部)が減点0、34.17秒で2位、龍田佳野&コルンブルーメ号(諫早乗馬クラブ)が減点0、34.23秒で3位、平田優海香&ピークハント号(乗馬クラブクレイン福岡)が減点0、34.72秒で4位に。以下、第1走行を減点4でフィニッシュした野仲美樹&サージV号(三重町乗馬同好会)が5位に入った。
4人馬が出場した九州グランプリMB (標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)では、大会初日のM級B障害飛越競技を勝った木下建太郎&バンディート60号(乗馬クラブクレイン福岡)が66.38秒で唯一のクリアラウンドをきめて、見事に優勝。続いて、古川芙三子&ベン号(カナディアンキャンプ乗馬クラブ)が減点4、75.70秒で2位、山田祥貴&ロマンティコ号(宮崎県馬術連盟)が減点20、65.65秒で3位、失権に終わった有田茉以&オバリス号(カナディアンキャンプ乗馬クラブ)が順位がつかなかった。
※写真はイメージです。