2023年1月1日〜31日までの期間中に開催された日本馬術連盟公認1*
新春カップ2023
[新春カップ2023/日本馬術連盟公認1*競技会]
2023年1月14日(土)~15日(日)の2日間にわたり、新春カップ2023(開催地:水口乗馬クラブ/滋賀県甲賀市)が開催された。公認競技は全6競技行われ、ここでは大会最終日の3競技についてリポートする。
10人馬が出場した中障害標準<D>(標準障害飛越競技238.2.2/110cm以下)では、大挙8人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。3人馬が棄権したため、5人馬で争われたジャンプ・オフでは、4人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の28.97秒を叩き出した中村洋子&ケアフル号(北勢ライディングファーム)が見事に優勝を飾った。続いて、田中梨沙&ウェリナ号(月ヶ瀬乗馬クラブ)が減点0、30.45秒で2位、吉田花凛&フランクリン号(水口乗馬クラブ)が減点0、30.54秒で3位、改賀佑奈&LACジェシー号(ラクエドラゴンホースパーク)が減点0.、32.69秒で4位、千引 陸&レガロ号(水口乗馬クラブ)が減点4、27.98秒で5位に入った。
4人馬が出場した中障害標準<C>(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、2人馬がジャンプ・オフへ進出。一騎打ちとなったジャンプ・オフでは、大会初日の中障害飛越<C>を勝った中村洋子&コビーナ号(北勢ライディングファーム)が減点4、38.44秒でフィニッシュし、見事に優勝を飾った。対する鎌尾篤志&アヴァンセ号(月ヶ瀬乗馬クラブ)も減点4で走行を終えたが、タイム46.10秒で2位に敗れた。以下、第1走行を減点4でフィニッシュした山口敬介&バロンドゥフォール号(水口乗馬クラブ)が3位、同じく減点4だった鷹取央幸&レガロ号(水口乗馬クラブ)が走行タイム差で4位となった。
4人馬が出場した中障害標準<B>(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)では、3人馬がジャンプ・オフへ進出。ジャンプ・オフでは、鷹取央幸&ガルーファンデスケンメルスベルグ号(水口乗馬クラブ)が41.69秒で唯一のクリアラウンドをきめて、見事に優勝。大会初日の中障害標準<B>に続く、このクラス2連勝を飾った。続いて、阿日塔&コムイルゲームスターA号(Tokaiホースパーク)が減点4、38.92秒で2位、瀬口竜也&ヒカリサーベル号(カシオペアライディングパーク)が減点4、41.11秒で3位、第1走行を減点8でフィニッシュした小池柊介&オレオルマカン号(水口乗馬クラブ)が4位となった。
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