[2022フジホースショー・サマーグランプリ/日本馬術連盟公認3*競技会]
2022年7月7日(木)~7月10日(日)の4日間にわたり、2022フジホースショー・サマーグランプリ(開催地:御殿場市馬術・スポーツセンター/静岡県御殿場市)が開催され、大会最終日に各クラスの決勝競技が行われた(2日目に予定されていたフジサマーグランプリSBは不成立)。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
フジ中障害飛越競技Dファイナル
-優勝-
前島 仁&タガノカイリ号
(ステーブルDIMPLE)
20人馬が出場したフジ中障害飛越競技Dファイナル(標準障害飛越競技238.2.1/110cm以下)では、9人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の53.56秒をマークした前島 仁&タガノカイリ号(ステーブルDIMPLE)が見事に優勝を飾り、賞金5万円を獲得した。
続いて、腰越将樹&シゲルジャンボイモ号(インターアクションホースマンスクール)が減点0、55.06秒で2位、山本香奈枝&ゴールデン・サンシャイン・リモーネ号(アシェンダ乗馬学校)が減点0、55.27秒で3位、横田真吾&ワグナー号(ペガサス乗馬クラブ)が減点0、55.87秒で4位、吉澤 駿&エッフェル号(ヨシザワライディングファーム)が減点0、58.37秒で5位に入った。
タガノカイリ号(ステーブルDIMPLE)は北海道産のサラブレッド種(9歳セン馬)。2018年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、 小淵沢トライアル2022(1スター)で中障害Dクラス2勝、京都インドアホースショー2019(1スター)、水口オータムカップ2018(1スター)、水口ホースショー2018(1スター)、京都ホースショウ2018(1スター)でも中障害Dクラスで優勝している。
フジサマーグランプリMA
-優勝-
川口大輔&サムライブルー号
(ライディングクラブフジファーム)
3人馬で争われたフジサマーグランプリMA(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)では、2人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。一騎打ちとなったジャンプ・オフでは、川口大輔&サムライブルー号(ライディングクラブフジファーム)が39.40秒でクリアラウンドし、見事に優勝。賞金10万円を獲得した。
対する中島萌南&ディーヴァ号(STAR HORSES)は減点4、41.59秒で2位、第1走行を減点6でフィニッシュした北井一彰&BUMヴィンセント号(BUM Equine)が3位となった。
サムライブルー号(ライディングクラブフジファーム)はオーストラリア産のウォームブラッド種(15歳セン馬)。2014年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、2017フジホースショー・オータムグランプリ(4スター)でFEIワールドカップ・富士大会優勝、大阪グランプリ2019 ファイナル大会(4スター)でFEIワールドカップ・大阪大会優勝、ジャパン・オープン2019年度 第6戦(4スター)でFEIワールドカップ・掛川大会優勝、全日本障害馬術大会2019 Part I で全日本障害飛越選手権3位など、数多くの好成績を上げている。