2022フジホースショー・オータムグランプリ(日本馬術連盟公認4*競技会)競技結果/2022年9月1日(木)~9月4日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[2022フジホースショー・オータムグランプリ/日本馬術連盟公認4*競技会]

2022年9月1日(木)~9月4日(日)の4日間にわたり、2022フジホースショー・オータムグランプリ(開催地:御殿場市馬術・スポーツセンター/静岡県御殿場市)が開催され、大会3日目にはFEIワールドカップ 日本リーグ・富士大会(CSI1*-W Fuji/大障害)、最終日には大会メイン競技のフジオータムグランプリ(中障害A)と中障害B・C・D各クラスのファイナル(決勝競技)が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

2022フジホースショー・オータムグランプリ(日本馬術連盟公認4*競技会)開催案内/2022年9月1日(木)~9月4日(日)

フジオータムグランプリ
FEIワールドカップ・富士大会

-優勝-
鈴木嘉憲&コンコルドⅡ号
(BELL STABLE)

9人馬が出場したFEIワールドカップ・富士大会(標準障害飛越競技 238.2.2/160cm以下)では、3人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)に進出。迎えたジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の40.04秒をマークした鈴木嘉憲&コンコルドⅡ号(BELL STABLE)が見事に今シーズンのワールドカップ2勝目を上げ、賞金30万円を獲得した。

続いて、川口大輔&サムライブルー号(ライディングクラブフジファーム)が減点0、42.39秒で2位、北井一彰&BUMレニンゼックス号(BUM Equine)が減点4、45.06秒で3位に。以下、第1走行を減点8でフィニッシュした杉山慎一郎&ライジングサン号(藤沢乗馬クラブ)が4位、同じく減点8だった佐藤賢希&慈龍号(明松寺馬事公苑)がタイム差で5位となった。

コンコルドⅡ号(BELL STABLE)はスウェーデン産のスウェディッシュ・ウォームブラッド種(12歳牡馬)。2019年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、 那須グランドホースショー2022(4スター)で那須グランプリ 兼 FEIワールドカップ・那須大会優勝、ジャパン・オープン2022年度 第1戦(3スター)でAⅡグレードS&H優勝という成績を残している。

フジ中障害飛越競技Dファイナル

-優勝-
鯨岡啓輔&遠宝18号
(ペガサス乗馬クラブ)

55人馬が出場したフジ中障害飛越競技Dファイナル(標準障害飛越競技 238.2.1/110cm以下)では、20人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の48.84秒をマークした鯨岡啓輔&遠宝18号(ペガサス乗馬クラブ)が見事に優勝を飾り、賞金5万円を獲得した。

続いて、鯨岡啓輔&マディーライアン号(ペガサス乗馬クラブ)が減点0、49.47秒で2位に入り、ペガサス乗馬クラブ勢が1.2フィニッシュを達成。以下、佐々木真平&アルシス・頼号(明松寺馬事公苑)が減点0、49.52秒で3位、大会3日目のフジ中障害飛越競技Dを勝った平尾 賢&ピムペルネル号(エンゼル乗馬クラブ)が減点0、49.55秒で4位、谷野雅憲&ジャスト・ドゥ・イット号(乗馬クラブクレイン神奈川)が減点0、53.00秒で5位に入った。

遠宝18号(ペガサス乗馬クラブ)は岩手県遠野市産の日本スポーツホース種(8歳牝馬)。2019年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本障害馬術大会2021 PartⅡで中障害飛越競技D決勝を制したほか、ジャパン・オープン2021年度 第2戦(4スター)ではEグレード標準障害(中障害D)2勝を上げている。

フジ中障害飛越競技Cファイナル

-優勝-
平澤康治&ナヴラス号
(北総乗馬クラブ)

24人馬が出場したフジ中障害飛越競技Cファイナル(標準障害飛越競技 238.2.2/120cm以下)では、8人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。迎えたジャンプ・オフでは、5人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の36.90秒をマークした平澤康治&ナヴラス号(北総乗馬クラブ)が見事に優勝を飾り、賞金6万円を獲得した。

続いて、長田元吾&マエストロVG号(東関東ホースアンドハウンド)が減点0、38.61秒で2位、川口飛鳥&ハリーポッター・D号(ライディングクラブフジファーム)が減点0、39.07秒で3位、北井一彰&デール号(アシェンダ乗馬学校)が減点0、40.27秒で4位、小泉徹也&シャーリーベル号(STAR HORSES)が減点0、45.69秒で5位に入った。

なお、大会3日目のフジ中障害飛越競技Cを勝った川村颯太&ハーベスト号(ライディングクラブフジファーム)、2日目のフジ中障害飛越競技Cを勝った小林弥生&メルキュール号(STAR HORSES)は、いずれも第1走行を減点4でフィニッシュし、ジャンプ・オフ進出ならず。川村が9位、小林が10位という結果に終わっている。

ナヴラス号(北総乗馬クラブ)は北海道産のサラブレッド種(14歳セン馬)。2014年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本障害馬術大会2022 Part II で中障害飛越競技C決勝28位、 内国産障害飛越競技決勝で20位、2020フジホースショー・オータムグランプリ(4スター)で フジ中障害飛越競技C優勝、ジャパン・オープン2017 第4戦(3スター)で中障害C優勝という成績を残している。

※写真はイメージです(御殿場市馬術・スポーツセンターでの競技風景)