[2022フジホースフェスティバル・ジャンピングコンペティション/日本馬術連盟公認3*競技会]
2022年5月1日(日)~5月4日(水)の4日間にわたり、2022フジホースフェスティバル・ジャンピングコンペティション(開催地:御殿場市馬術・スポーツセンター/静岡県御殿場市)が開催され、大会3日目と最終日に各クラスの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
フジミニグランプリMA
-優勝-
鹿戸雄翔&オーロラボレアリスM号
(明治大学馬術部)
6人馬が出場したフジミニグランプリMA(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)では、2人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。一騎打ちとなったジャンプ・オフでは、鹿戸雄翔&オーロラボレアリスM号(明治大学馬術部)が減点8、42.64秒でフィニッシュし、見事に優勝。賞金12万円を獲得した。
対する増山大治郎&ア・ガール・ドゥ・シャヴァノン号(筑波スカイラインスティーブル)は減点12、37.71秒でフィニッシュし、惜しくも2位に。大会初日のフジ中障害飛越競技Aに続く、このクラスでの連勝を逃した。
続いて、第1走行で減点2だった佐藤賢希&慈龍号(明松寺馬事公苑)が3位、減点4だった佃 日出彦&富嶽号(乗馬クラブリバーサイドステーブル浜北)が4位、同じく減点4の佐藤 泰&兀地号(明松寺馬事公苑)がタイム差で5位、藤本光国&ロードボス号(牧之原乗馬クラブ)が減点31で最下位に終わっている。
オーロラボレアリスM号(明治大学馬術部)はベルギー産のホルシュタイナー種(14歳セン馬)。2014年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、那須グランドホースショー2019(4スター)でグランドカップ優勝、ジャパン・オープン2019年度 第7戦(2スター)でBグレード決勝優勝、全日本障害馬術大会2021 PartⅠで中障害飛越競技A決勝27位という成績を残している。
フジグランプリSB
-優勝-
佐藤賢希&慈龍号
(明松寺馬事公苑)
3人馬で争われたフジグランプリSB(標準障害飛越競技 238.2.2/150cm以下)では、第1走行を減点4、65.00秒でフィニッシュした佐藤賢希&慈龍号(明松寺馬事公苑)が見事に優勝を飾り、賞金20万円を獲得した。
続いて、増山大治郎&ア・ガール・ドゥ・シャヴァノン号(筑波スカイラインスティーブル)が減点8、69.65秒で2位、大会3日目のフジミニグランプリMAを勝った鹿戸雄翔&オーロラボレアリスM号(明治大学馬術部)が減点10、73.81秒で3位となっている。
慈龍号(明松寺馬事公苑)はオランダ産のKWPN種(15歳セン馬)。2018年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本障害馬術大会2019 PartⅠで中障害飛越競技A決勝を制したほか、ひょうごインドアグランプリ2021(4スター)で中障害飛越Aファイナル ひょうごグランプリ優勝、大阪グランプリ2020 ファイナル大会(4スター)で大阪グランプリ優勝、ひょうごスプリングホースショー2022(3スター)で中障害飛越ファイナルA優勝といった成績を残している。
フジ中障害飛越競技Bファイナル
-優勝-
安西紘一&フェリックス号
(STAR HORSES)
12人馬が出場したフジ中障害飛越競技Bファイナル(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)では、7人馬がジャンプ・オフへ進出。迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の32.39秒をマークした安西紘一&フェリックス号(STAR HORSES)が見事に優勝を飾り、賞金10万円を獲得した。
続いて、中島萌南&ディーヴァ号(STAR HORSES)が減点0、33.68秒で2位に入り、STAR HORSES勢が1.2フィニッシュを達成。以下、武田京夏&イルナノ号(筑波スカイラインスティーブル)が減点0、51.27秒で3位、木村早希子&ヴェリシナ号(STAR HORSES)が減点4、31.44秒で4位、大会初日・2日目のフジ中障害飛越競技Bを連勝した藤本光国&ローゼスドリーム号(牧之原乗馬クラブ)が減点4、32.96秒で5位に入った。
フェリックス号(STAR HORSES)はベルギー産のベルジャンウォームブラッド種(17歳セン馬)。2014年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本ジュニア障害馬術大会2016でチルドレンライダー障害飛越選手権優勝、FEI国際チルドレン障害馬術大会2016 国内大会で第2競技優勝、2017フジホースショー・サマーグランプリ(3スター)でフジ中障害飛越競技Cファイナル 優勝などの成績を残している。
※写真はイメージです(御殿場市馬術・スポーツセンターでの競技風景)