2022年10月1日〜31日までの期間中に開催された日本馬術連盟公認1*
ジャンピングYH 秋 2022
[ジャンピングYH 秋 2022/日本馬術連盟公認1*競技会]
2022年10月21日(金)~23日(日)の3日間にわたり、ジャンピングYH 秋 2022(開催地: 山梨県馬術競技場/山梨県北杜市)が開催された。公認競技は全8競技行われ、ここでは大会最終日の4競技についてリポートする。
17人馬が出場した中障害飛越D 標準(標準障害飛越競技238.2.2/110cm以下) では、9人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。ジャンプ・オフでは、5人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の39.04秒をマークした藤本将人&デサフィオ号(STABLE HORSEPOWER)が見事に優勝を飾った。続いて、粟澤 守&ハル号(八ヶ岳乗馬会)が減点0、39.09秒で惜しくも2位、粟澤 守&ブル・ワーク号(八ヶ岳乗馬会)が減点0、41.57秒で3位、高野早貴&スズカクロフネ号(NGK Horse Paz.)が減点0、44.03秒で4位、外川実柊&星ノ介君号(ステーブルクリアラウンド)が減点0、48.61秒で5位に入った。なお、大会初日の中障害飛越D 標準を勝った土田静佳&キガリスイートデール号(ホースライディングスクエアーエボルブルス)はジャンプ・オフの走行を減点4でフィニッシュし、7位という結果に終わっている。
6人馬が出場した中障害飛越C 標準(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下) では、藤本花乃子&エルラAH号(牧之原乗馬クラブ)が第1走行で唯一のクリアラウンドをきめて、見事に優勝を飾った。続いて、木村茉里子&ラフィーニャ号(NGK Horse Paz.)が規定タイムオーバーの減点1で2位、大会初日の中障害飛越C 標準を勝った平永健太&ベガスジュニア号(乗馬クラブクレイン千葉富津)が減点4で3位、同じく減点4だった髙田耕平&エマ・レポリス号(STABLE HORSEPOWER)が走行タイム差で4位、日吉夏樹&ブリッツ号(オリエント馬事センター)が減点31で5位となった。
4人馬が出場した中障害飛越B 標準(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下) では、2人馬がジャンプ・オフへ進出。ジャンプ・オフでは、両人馬ともに減点4でフィニッシュ。そのうち、一番時計の39.13秒をマークした平永健太&C’sヴェルビータ号(乗馬クラブクレイン千葉富津)が見事に優勝。対する、関口裕子&ドナート号(日本乗馬倶楽部)は減点4、42.50秒で2位に敗れた。続いて、大会初日の中障害飛越B 標準を勝った木村茉里子&カーラ・ブルー号(NGK Horse Paz.)が第1走行を減点4でフィニッシュして3位、同じく減点4だった伊藤 直&シウックスムーンYHZ号(YUKI HARI SPORT HORSES)が走行タイム差で4位となった。
2人馬による一騎打ちで争われた中障害飛越A 標準(標準障害飛越競技238.2.2/140cm以下) では、第1走行を減点4でフィニッシュした小林義彦&ヴェルザZ号(飯綱ライディングパーク)が見事に優勝。対して、大会初日の中障害飛越A 標準を勝った髙田耕平&エクリプスファンデンヘングステンポール号(STABLE HORSEPOWER)は減点12で2位に敗れた。
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