2022年1月1日〜31日までの期間中に開催される日本馬術連盟公認1*
新春馬術大会2022
[新春馬術大会2022/日本馬術連盟公認1*競技会]
2022年1月29日(土)~30日(日)の2日間にわたり、新春馬術大会2022(開催地:杉谷馬事公苑/大阪府和泉市)が開催された。公認競技は全6競技行われ、ここでは大会最終日の3競技についてリポートする。
19人馬が出場した中障害飛越D(標準障害飛越競技238.2.2/110cm以下)では、5人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。ジャンプ・オフでは、一番時計の32.59秒でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)した脇本優衣&ハニーディップ号(乗馬クラブクレイン大阪)が2位に4秒以上の差をつけて快勝。脇本はメルヴェイユ号(乗馬クラブクレイン大阪)とのコンビで初日の中障害飛越Dも勝っており、このクラス連勝を飾っている。続いて、楠本 塁&ウォータートゥルー号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が減点0、37.16秒で2位、中村花梨&BIZザミーラ号(同志社大学馬術部)が減点0、37.33秒で3位、秋田莉緒&モアアピール号(乗馬クラブクレイン大阪)が減点4で4位、榊原綾乃&ドナ・ルー号(杉谷乗馬クラブ)が減点8で5位となった。
8人馬が出場した中障害飛越C(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、3人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。迎えたジャンプ・オフでは、本田正博&ゼレナVDL号(同志社大学馬術部)が減点4、35.10秒で見事に優勝。続いて、奥野景虎&アスランZ号(同志社大学馬術部)が減点4、36.66秒で2位に入り、同志社大学馬術部勢が1.2フィニッシュを達成した。以下、ジャンプ・オフで失権となった村上翔馬&ジュリア・ロバーツ号(杉谷乗馬クラブ)が3位、第1走行で減点4だった中村さくら&Gバレンティノ号(ライディングクラブトウィンクル)が4位、減点8だった脇本優衣&モアアピール号(乗馬クラブクレイン大阪)が5位に入っている。
8人馬が出場した中障害飛越B(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)では、3人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。1人馬が棄権したため、2人馬による一騎打ちとなったジャンプ・オフでは、一番時計の34.29秒でクリアラウンドした田中 蒼&ウォータースカイ号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が見事に優勝。本田正博&ディアラ号(同志社大学馬術部)が減点0、34.86秒で2位となった。以下、ジャンプ・オフを棄権した本田晃希&ジモーナ号(杉谷乗馬クラブ)が3位、初日の中障害飛越Bを勝った武道芙紀&シロッコプラダ号(同志社大学馬術部)は第1走行を減点4でフィニッシュして4位、同じく減点4だった本田恵士&ボトルガーデン号(杉谷乗馬クラブ)がタイム差で5位となった。
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