2021年9月1日〜30日までの期間中に開催される日本馬術連盟公認1*
オリンピック記念馬術大会・東京障碍飛越選手権2021
[オリンピック記念馬術大会・東京障碍飛越選手権2021/日本馬術連盟公認1*競技会]
2021年9月24日(金)~26日(日)の3日間にわたり、オリンピック記念馬術大会・東京障碍飛越選手権2021(開催地:山梨県馬術競技場/山梨県北杜市)が開催された。公認競技は全6競技を行われ、ここでは大会最終日の3競技についてリポートする。
12人馬が出場した東京障碍飛越110-Ⅲ(標準障害飛越競技238.2.1/110cm以下)では、佐藤 泰&黒姫号(明松寺馬事公苑)が唯一のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)をきめて、見事に優勝。続いて、減点4の柏木耕平&トーレデエルクレス号(AKホースガーデン)が2位、同じく減点4だった粟澤 守&煌龍号(八ヶ岳乗馬会)がタイム差で3位、減点8の甲斐琢磨&ミスロビン号(TRC乗馬クラブ小淵沢)が4位、減点10の粟澤 守&ブル・ワーク号(八ヶ岳乗馬会)が5位に入った。なお、大会2日目の東京障碍飛越110-Ⅰを勝った波多野有哉&アトレティコ・マドリード号(ステーブル小淵沢)は2反抗失権に終わっている。
同じく12人馬で争われたラロ号記念障碍飛越(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、2人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。ジャンプ・オフの走行では、鯨岡啓輔&エリオットVI号(東関東ホースアンドハウンド)が38.43秒でクリアラウンドし、見事に優勝。減点4でフィニッシュした佐藤 泰&縁祥号(明松寺馬事公苑)が惜しくも2位となった。以下、第1走行で減点4だった5人馬はタイム差により、大会2日目の東京障碍飛越120-Ⅰ〈醍醐杯〉を勝った佐藤賢希&ハリーM号(明松寺馬事公苑)が3位、白石侑也&カルロッタM号(明治大学馬術部)が4位、前島 仁&ピアソラ号(ステーブルDIMPLE)が5位に入った。
8人馬で争われた東京障碍選手権〈東京都知事杯〉(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)では、4人馬がジャンプ・オフへ進出。ジャンプ・オフでは、一番時計の42.21秒でクリアラウンドした佐藤 泰&兀地号(明松寺馬事公苑)が見事に優勝を飾った。続いて、佐藤賢希&縁祥号(明松寺馬事公苑)が減点0、44.48秒で2位、佐藤賢希&慈龍号(明松寺馬事公苑)が減点0、50.77秒で3位、鯨岡啓輔&エリオットVI号(東関東ホースアンドハウンド)が減点4で4位に。そして、第1走行で減点1だった関口裕子&ドナート号(日本乗馬倶楽部)が5位となった。
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