2021年8月1日〜31日までの期間中に開催される日本馬術連盟公認1*
岡山国体記念馬術大会2021
[岡山国体記念馬術大会2021/日本馬術連盟公認1*競技会]
2021年8月27日(金)~29日(日)の3日間にわたり、岡山国体記念馬術大会2021(開催地:蒜山ホースパーク/岡山県真庭市)が開催された。公認競技は6競技行われ、ここでは大会最終日の3競技についてリポートする。
9人馬が出場した中障害飛越競技D(標準障害飛越競技238.2.2/110cm以下)では、4人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。ジャンプ・オフでは、一番時計の35.08秒でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)した原田昂治&セドナ号(岡山県立勝山高校蒜山校地)が見事に優勝を飾った。続いて、池田大樹&ラスティック号(佐伯ホースパーク)が減点0、37.30秒で2位、新上真琴&スピリタス号(乗馬クラブスタリオンステーブル)が減点0、41.13秒で3位、山本真一&エンデバー号(苅谷乗馬クラブ)が減点4で4位、第1走行で減点4だった山本恵理&タケルブラック号(岡山乗馬倶楽部)が5位に入った。
6人馬が出場した中障害飛越競技C(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、宮本 薫&エルヴィス号(乗馬クラブスタリオンステーブル)が第1走行で唯一のクリアラウンド。ジャンプ・オフは成立せず、優勝をきめた。減点8でフィニッシュした3人馬はタイム差により、蒲原宏典&クラリス号(高知ホースライディングクラブ)が2位、初日の中障害飛越競技Cを勝った三木康史&クリフ66号(蒜山ホースパーク)が3位、半田侑里&マイスターシャーレ号(高知ホースライディングクラブ)が4位に。そして、減点16の木原 翼&ライトニングーT号(Master Horse)が5位となった。
中障害飛越競技B(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)には3人馬が出場し、2人馬がジャンプ・オフへ。ジャンプ・オフでは、藤谷喜晴&コニー号(ライディングクラブグリーンオアシス)が40.45秒でクリアラウンドし、初日の中障害飛越競技Bに続く、このクラス連勝を飾った。一方、苅谷幸生&モカ号(苅谷乗馬クラブ)は39.55秒とタイムでは藤谷を上回ったが、1落下があり減点4フィニッシュ。惜しくも2位に敗れた。なお、第1走行で途中棄権となった安田一彦&アルティメイトZ号(乗馬クラブスタリオンステーブル)は順位がつかなかった。
※写真はイメージです。