2021年7月1日〜31日までの期間中に開催される日本馬術連盟公認1*
北海道夏季馬術大会2021
[北海道夏季馬術大会2021/日本馬術連盟公認1*競技会]
2021年7月23日(金)~25日(日)の3日間にわたり、北海道夏季馬術大会2021(開催地:ノーザンホースパーク/北海道苫小牧市)が開催された。公認競技は8競技行われ、ここでは最終日の4競技についてリポートする。
8人馬が出場した公認・標準中障害D Part2(標準障害飛越競技238.2.1/110cm以下)では、4人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の61.43秒をマークした梁川正重&ジロッコズフラッシュ号(早来エクワインファーム)が見事に優勝を飾った。梁川はミシェル31号(早来エクワインファーム)とのコンビでも減点0、61.53秒で2位に入り、異なる馬匹での1.2フィニッシュを達成。続いて、白井 岳&アンセム18号(白井牧場不二ファーム)が減点0、61.63秒で3位、百瀬利来&トリビュートソング号(モモセライディングファーム)が減点0、63.53秒で4位、大会初日の公認・標準中障害D Part1を制した上村駿介&ビッグシャトル号(モモセライディングファーム)が減点4で5位に入った。
2人馬が出場した公認・標準中障害C Part2(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、第1走行でクリアラウンドする人馬が現れず。中村知世&カロリーヌG号(中村脳神経内科クリニック馬術部)が減点4で優勝し、初日の公認・標準中障害C Part1に続くこのクラス連勝を飾った。対する鈴木亜依&リベレーター号(モモセライディングファーム)は失権に終わり、順位がつかなかった。
2人馬が出場した公認・標準中障害B Part2(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)でも、第1走行でクリアラウンドする人馬が現れず。初日の公認・標準中障害B Part1を制した鈴木 駿&ジェイルバード号(JRA日高育成牧場)が減点8で優勝を飾った。対する村形宙哉&ダテノハクトラ号(JRA函館競馬場)は減点17で2位に敗れた。
2人馬が出場した公認・標準中障害A Part2(標準障害飛越競技238.2.2/140cm以下)でも、第1走行でクリアラウンドする人馬が現れず。減点8でフィニッシュした大林利弘&プラネット号(JRA日高育成牧場)が見事に優勝。初日の公認・標準中障害A Part1に続くこのクラス連勝を飾った。対して、全日本障害馬術大会2019 PartⅡで内国産障害飛越競技決勝を制している塚本敏一&フリーデン・アポロ号(JRA日高育成牧場)は減点13で2位に敗れた。
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