2021年3月1日〜31日までの期間中に開催された日本馬術連盟公認1*
びわこ国体記念ホースショー2021
[びわこ国体記念ホースショー2021/日本馬術連盟公認1*競技会]
2021年3月26日(金)~28日(日)の3日間にわたり、びわこ国体記念ホースショー2021(開催地:水口乗馬クラブ/滋賀県甲賀市)が開催された。公認競技は全6競技行われ、ここでは大会最終日の3競技についてリポートする。
中障害飛越競技D(標準障害飛越競技238.2.2/110cm以下)には19人馬が出場し、12人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。ジャンプ・オフも11人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)する激戦となったが、一番時計の31.12秒をマークした小出謙介&バリーナ号(明石乗馬協会)が優勝を飾った。続く2位には減点0、32.37秒の伊瀬知 樹&サンライズジャック号(カシオペアライディングパーク)、3位には減点0、33.14秒の岡 航世&カルーソ号(水口乗馬クラブ)が入った。
中障害飛越競技C(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)には6人馬が出場し、4人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)に進出。クリアラウンドする人馬は現れず、瀬口竜也&オレニツイテコイ号(カシオペアライディングパーク)が減点4、40.42秒で優勝した。2位には同じく減点4、40.60秒の渡邉智之&カシス号(ハーモニーファーム野のはな)、3位には減点7の伊藤晃平&シャルムール号(SILVANO STABLES)が入った。
6人馬で争われた中障害飛越競技B(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)では、2人馬がジャンプ・オフへ。一騎打ちとなったジャンプ・オフでは、小林義彦&HVコビーZ号(飯綱ライディングパーク)が32.18秒でクリアラウンドをきめて、見事に優勝。藤谷喜晴&コニー号(ライディングクラブグリーンオアシス)は減点8で2位に敗れた。なお、3位には、第1走行で減点4、59.64秒の小池柊介&オレオルマカン号(水口乗馬クラブ)が入っている。