2021年3月1日〜31日までの期間中に開催された日本馬術連盟公認1*
奈良スプリングホースショー2021
[奈良スプリングホースショー2021/日本馬術連盟公認1*競技会]
2021年3月19日(金)~21日(日)の3日間にわたり、奈良スプリングホースショー2021 (開催地:乗馬クラブクレインオリンピックパーク /奈良県天理市)が開催された。公認競技は全6競技行われ、ここでは大会最終日の3競技についてリポートする。
中障害飛越競技M-D(標準障害飛越競技238.2.2/110cm以下)には10人馬が出場し、4人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)に進出。ジャンプ・オフでは、岩館正彦&R.Sクライド号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が43.02秒の一番時計でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。2位に4秒近い差を付ける完勝で、2日目の中障害飛越競技M-Dに続くこのクラス2連勝を飾った。以下、松久奈央&ワンダリーアッシュ号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が減点0、47.01秒で2位、脇本優衣&モアアピール号(乗馬クラブクレイン大阪)が減点4で3位となった。
7人馬が出場した中障害飛越競技M-C(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)でも、4人馬がジャンプ・オフへ。ジャンプ・オフでは、一番時計の36.55秒をマークした岡村 実&ケルフィル号(新庄乗馬クラブ)が見事に優勝。2日目の中障害飛越競技M-Cに続いて、このクラス2連勝を飾った。2位には、減点0、38.09秒の吉川京太&ウェンデル号(新庄乗馬クラブ)が入り、新庄乗馬クラブ勢の1.2フィニッシュを達成。3位には、減点4の近藤久美子&ジャンヌ号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が入っている。
6人馬で争われた中障害飛越競技M-B(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)では、田中 蒼&C’sファジー号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が第1走行で唯一のクリアラウンド。ジャンプ・オフは成立せず、優勝が決まった。続く2位には、第1走行で減点4、60.51秒の渡辺 明&クリッシー号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)、3位には、第1走行で減点4、63.46秒の岩館正彦&C’sエリベル号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が入った。