2021年3月1日〜31日までの期間中に開催された日本馬術連盟公認1*
とびうめ国体記念馬術大会2021
［とびうめ国体記念馬術大会2021／日本馬術連盟公認1*競技会］
2021年3月6日（土）～7日（日）の2日間にわたり、とびうめ国体記念馬術大会2021（開催地：福岡県馬術競技場／福岡県古賀市）が開催された。公認競技は全5競技行われ、ここでは大会最終日の3競技についてリポートする。
14人馬が出場した中障害飛越競技D（標準障害飛越競技238.2.2／110cm以下）では、6人馬がジャンプ・オフ（優勝決定戦）へ。ジャンプ・オフでは、一番時計の29.16秒でクリアラウンド（減点0で走行を終えること）した原田璃空＆ディナスティ号（霧島高原乗馬クラブ）が快勝し、賞金3万円を手にした。続いて、減点0、30.00秒の村岡のぞみ＆クレオパトラ号（霧島高原乗馬クラブ）が2位に入り、霧島高原乗馬クラブ勢が1.2フィニッシュを達成。減点0、33.92秒の中本 諒＆エイル号（中本乗馬倶楽部）が3位となった。
大会メイン競技のとびうめ国体記念障害飛越競技（標準障害飛越競技238.2.2／120cm以下）には7人馬が出場し、第1走行で唯一クリアラウンドをきめた仁田原知毅＆ランバ・ラル号（KONRAD HORSE FARM）が見事に優勝。賞金3万円を獲得した。続く2位には、第1走行で減点4、59.03秒の吉田篤史＆ガルガンチュア号（北総乗馬クラブ）、3位には、第1走行で減点4、61.71秒の上村 汀＆エアジョディZ号（上村乗馬苑）が入っている。
5人馬で争われた中障害飛越競技B（標準障害飛越競技238.2.2／1300cm以下）では、2人馬がジャンプ・オフに進出。ジャンプ・オフでは、28.39秒の好タイムでクリアラウンドした原田璃空＆ディナスティ号（霧島高原乗馬クラブ）が見事に優勝。中障害飛越Dに続く大会2勝目を上げ、賞金3万円を獲得した。初日の中障害飛越Cを制した東郷正也＆アルボア号（ホースパーク小月）は減点4で惜しくも2位、第1走行で減点4の古川芙三子＆オッドジョブ号（カナディアンキャンプ乗馬クラブ）が3位に入った。