[2020フジホースショー・オータムグランプリ/日本馬術連盟公認4*競技会]
9月4日(金)~9月6日(日)の3日間にわたり、2020フジホースショー・オータムグランプリ(開催地:御殿場市馬術・スポーツセンター/静岡県御殿場市)が開催され、最終日には大会メイン競技であるフジオータムグランプリ FEIワールドカップ 日本リーグ・富士大会(CSI1*-W Fuji /大障害A)と中障害飛越競技A・Bのファイナルが行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
フジオータムグランプリ
FEIワールドカップ・富士大会
-優勝-
髙田 潤&アヤックス号
(SILVANO STABLES)
フジオータムグランプリ FEIワールドカップ・富士大会(標準障害飛越競技 238.2.2/160cm以下)には6人馬が出場し、1番の北井一彰&BUMレニンゼックス号(BUM Equine)が1落下と規定タイムオーバーで減点6でフィニッシュ。2番の杉山慎一郎&ハッピーサンシャイン号(藤沢乗馬クラブ)は7落下の減点28と良いところなく走行を終える。
続く3番の髙田 潤&アヤックス号(SILVANO STABLES)は1落下の減点4でフィニッシュし、北井をかわして首位に立つ。その後、4番の伊藤昌展&シーバスリーガル号(日本中央競馬会馬事公苑)は減点22、5番の川口雅美&サムライブルー号(ライディングクラブフジファーム)は減点12、6番の川口大輔&リューク号も減点16でフィニッシュとなり、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)は成立せず。
以上の結果、髙田 潤&アヤックス号(SILVANO STABLES)が見事にフジオータムグランプリ FEIワールドカップ・富士大会を制し、優勝賞金30万円を獲得した。
フジ中障害飛越競技Aファイナル
-優勝-
林 義昌&デスペラードAM号
(北総乗馬クラブ)
フジ中障害飛越競技Aファイナル(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)には10人馬が出場。第1走行では、古田慶幸&デコ号(ホースガーデン)と林 義昌&デスペラードAM号(北総乗馬クラブ)の2人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、ジャンプ・オフは一騎打ちで争われることになった。
迎えたジャンプ・オフでは、最初にスタートを切った古田慶幸&デコ号(ホースガーデン)が1つバーを落として、減点4でフィニッシュ。対する2番目の林 義昌&デスペラードAM号(北総乗馬クラブ)は38.38秒でクリアラウンド。
以上の結果、林 義昌&デスペラードAM号(北総乗馬クラブ)が見事にフジ中障害飛越競技Aファイナルを制し、優勝賞金20万円を獲得した。
フジ中障害飛越競技Bファイナル
-優勝-
芹澤永治&インパルスハラルド号
(ペガサス乗馬クラブ)
フジ中障害飛越競技Bファイナル(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)には17人馬が出場し、7人馬がジャンプ・オフへ進出。ジャンプ・オフでは、2番目にスタートを切った吉田匡慶&ウィンストン号(日本中央競馬会馬事公苑)37.95秒でクリアラウンドし、首位に立つ。
4番目の増山大治郎&ア・ガール・ドゥ・シャヴァノン号(筑波スカイラインスティーブル)、5番目の中山梨絵&カサミラ号(OISO乗馬クラブ)はいずれも減点4フィニッシュ。6番目の山口真奈&ジュリアス・ファータ号(ヴィルタスライディングクラブ)はクリアラウンドするが、タイムは39.96秒と吉田には大きく及ばない。
しかし、最終7番目の芹澤永治&インパルスハラルド号(ペガサス乗馬クラブ)が35.83秒でクリアラウンド。一番時計を2秒以上更新する会心のパフォーマンスでフジ中障害飛越競技Bファイナルを制し、優勝賞金10万円を手にした。
※写真はイメージです(御殿場市馬術・スポーツセンターでの競技風景)